人間と“あやかし”が共生する現代日本を舞台に、家族に虐げられてきた少女・東雲柚子が、鬼の次期当主・鬼龍院玲夜に「花嫁」として見初められる和風シンデレラストーリー『鬼の花嫁』。クレハによる小説を原作とし、シリーズ累計発行部数は750万部を突破しています。2025年6月にアニメ化が発表され、2026年3月には実写映画も公開されるなど、メディアミックスが続いてきました。
そして待望のTVアニメは、2026年7月4日(土)より放送が始まりました。この記事では、放送・配信スケジュールや制作スタッフ、キャスト、原作の刊行状況、そして今後の2期の可能性までを、公式発表をもとに整理します。
アニメ『鬼の花嫁』はいつから放送?2026年7月放送開始
アニプレックスの発表によると、TVアニメ『鬼の花嫁』は2026年7月4日(土)24:30より、TOKYO MX・BS11ほか全国12局にて順次放送されています。原作アニメ化の第一報が2025年6月だったことを踏まえると、約1年での放送開始となりました。
放送スケジュール
主な放送局と放送日時は次のとおりです(放送日時は編成の都合で変更となる場合があります)。
| 放送局 | 放送日時 |
|---|---|
| TOKYO MX・BS11・群馬テレビ・とちぎテレビ | 7月4日より毎週土曜 24:30〜 |
| CBCテレビ | 7月6日より毎週月曜 26:15〜 |
| 読売テレビ | 7月6日より毎週月曜 26:29〜 |
| AT-X | 7月10日より毎週金曜 21:00〜 |
配信情報
配信は、dアニメストア・ABEMA・U-NEXT・アニメ放題にて、7月4日(土)より毎週土曜24:30〜、地上波と同時・最速で行われています。その他のプラットフォームでも順次配信が始まっています。地上波の放送時間が深夜帯のため、リアルタイムで追いづらい方は配信を利用するのが現実的です。
第1話から見返したい方や見逃し分をまとめて追いたい方は、dアニメストアやU-NEXT、DMM TVといった配信サービスの無料お試し期間を活用すると手軽に視聴できます。
制作スタジオはColored Pencil Animation Japan
アニメーション制作を担当するのは、Colored Pencil Animation Japan(彩色鉛筆動漫)です。同社は中国のアニメ制作会社Colored Pencil Animationの日本法人で、2018年に東京・町田に設立されました。近年は日本のアニメーターと連携しながら制作実績を重ねているスタジオです。
公式発表に基づく主なスタッフは以下のとおりです。
| 役割 | 担当者・スタジオ |
|---|---|
| アニメーション制作 | Colored Pencil Animation Japan |
| 監督 | 大宮一仁 |
| シリーズ構成 | 鎌倉由実 |
| メインキャラクターデザイン | 田中日香里 |
| キャラクターデザイン | 重國浩子 |
| 音楽 | 横山克 |
| 音響監督 | 若林和弘 |
主題歌は、オープニングテーマがClariSの「ヒトコト」、エンディングテーマが山崎育三郎の「心星」です。あやかしが暮らす夜の世界と、柚子と玲夜の関係の変化を、映像と音楽の両面から描く布陣といえます。
主要キャラクターと声優陣
本作は、虐げられてきた柚子が、自分を大切にしてくれる存在と出会うことで少しずつ変わっていく過程が軸になっています。公式発表のキャストは次のとおりです。
- 東雲柚子(CV:早見沙織):妖狐の花嫁である妹と比較され、家族にないがしろにされて育った高校生。
- 鬼龍院玲夜(CV:梅原裕一郎):あやかしの頂点に立つ鬼。柚子を「俺の花嫁」と呼ぶ。
- 東雲花梨(CV:石見舞菜香):柚子の妹で、妖狐・瑶太の花嫁。
- 狐月瑶太(CV:逢坂良太):妖狐のあやかし。花梨を花嫁に持つ。
- 透子(CV:千本木彩花):柚子の親友。勝気な性格。
- 猫田東吉(CV:花江夏樹):猫又のあやかしで、透子の相手。
- 荒鬼高道(CV:坂泰斗)/鬼山桜河(CV:島﨑信長)/鬼山桜子(CV:遠藤綾)/ソウ(CV:寺澤百花)/アオ(CV:小橋美憂):玲夜の周囲を固めるあやかしたち。
柚子役の早見沙織さんは、控えめさの中に芯の強さをにじませる声質で、玲夜役の梅原裕一郎さんは、力強さと柚子に向ける穏やかさを演じ分けています。第1弾・第2弾のキャスト解禁PVでも、この二人の掛け合いが本作の中心になることがうかがえます。
原作の刊行状況と2期の可能性を考察
原作は、クレハによる小説(スターツ出版文庫)が全15巻で完結しています。一方、富樫じゅんによるコミカライズ版は2026年7月10日に第10巻が発売され、現在も連載が続いています。「原作は完結済み・漫画は継続中」という状態のため、映像化のための原作ストックには余裕があります。
原作消化ペースの推定
アニメが原作のどこまでを描くかは公式には明言されていません。ただし、深夜アニメの1クール(約12話前後)で消化される小説の分量は、おおむね序盤の数巻分にとどまるのが一般的です。小説が全15巻で完結していることを踏まえると、今回の放送で描かれるのは柚子と玲夜が出会い、関係を築いていく序盤に相当すると推測されます。つまり、続きを映像化する余地は原作側にまだ十分に残っていると考えられます。
2期はあるのか──続編制作の一般的な間隔から見る
2期に関する公式発表は現時点でありません。続編が作られるかどうかは、配信の再生数や原作・関連書籍の売上といった商業的な成果に大きく左右されるのが通例です。参考として、近年の作品で1期から2期までにかかる期間の一般的な目安を整理すると、次のような傾向があります(あくまで業界全体のおおよその傾向であり、本作に確約されるものではありません)。
| 1期の成績・話題性 | 2期までの間隔の目安 |
| 配信・原作売上が大きく伸びた話題作 | 約1〜2年 |
| 平均的な人気の作品 | 約2〜3年 |
| 数字が伸び悩んだ作品 | 3年以上、または見送り |
制作を担うColored Pencil Animation Japanは比較的新しいスタジオで、続編制作の実績はまだ多くありません。そのため過去の間隔から2期の時期を機械的に見積もるのは難しいのが実情です。ただし、原作が完結済みで映像化のストックが十分にあること、実写映画とあわせてメディアミックスの認知度が高まっていることは、続編を後押しする要素になり得ると考えられます。まずは放送中の1期がどの程度話題を集めるかが、2期実現の分かれ目になりそうです。
アニメの続きが気になった方は、完結済みの原作小説や既刊のコミックスで先の展開を確認できます。アニメがどこまで描くかは未定ですが、続きを読むなら該当巻から手に入れておくとよいでしょう。BOOK☆WALKER・Renta!・漫画全巻ドットコムなどで、巻ごとに購入して読み進められます。
実写映画は2026年3月に公開済み
アニメに先立ち、永瀬廉さんと吉川愛さんがW主演を務めた実写映画『鬼の花嫁』が、2026年3月27日に全国公開されました。公開後の報道では、公開週末の時点で興行収入2億円を突破し、その週の実写映画で動員No.1を記録したと伝えられています。実写ならではの空気感と、アニメの色彩豊かなあやかしの世界を見比べられるのが、2026年の本作ならではの楽しみ方です。
『鬼の花嫁』に関するよくある質問
アニメの放送日はいつから?
2026年7月4日(土)24:30より、TOKYO MX・BS11ほか全国12局で順次放送されています。dアニメストア・ABEMA・U-NEXT・アニメ放題では同日から同時・最速配信されています。
原作小説は完結している?漫画は何巻まで出ている?
原作小説(スターツ出版文庫)は全15巻で完結しています。富樫じゅんによる漫画版は2026年7月に第10巻が発売され、連載が続いています。
アニメ2期の予定はある?
2期に関する公式発表は現時点でありません。ただし原作は完結済みで映像化できる分量が残っているため、1期の反響次第で続編が期待できると考えられます。
主題歌は誰が担当している?
オープニングテーマはClariSの「ヒトコト」、エンディングテーマは山崎育三郎の「心星」です。
まとめ
TVアニメ『鬼の花嫁』は、2026年7月4日から放送・配信がスタートしました。制作はColored Pencil Animation Japan、主演は早見沙織さんと梅原裕一郎さんという布陣で、実写映画の公開と累計750万部という原作の人気を背景に注目を集めています。
原作小説は全15巻で完結しており、アニメで描かれるのは序盤にとどまると見られるため、2期を作る余地は十分に残っています。続編の公式発表はまだありませんが、放送中の反響が今後を左右しそうです。まずは配信で1期を追いながら、気になった続きは原作で先取りして、柚子と玲夜の物語をじっくり楽しんでみてください。


