2025年3月から9月にかけて連続2クールで放送され、江戸から明治へと移り変わる激動の時代を旅する鬼人の姿を描いた、壮大な和風大河ファンタジー「鬼人幻燈抄」。
全24話の放送が終了し、甚太の旅が一つの区切りを迎えた今、「アニメ2期はいつから放送されるの?」「大正、昭和編もアニメで見たい!」と、物語の続きを熱望する声が後を絶ちません。
この記事では、「鬼人幻燈抄」のアニメ2期は実現するのか、その可能性をアニメ制作の鍵を握る制作会社「横浜アニメーションラボ」の最新動向や、原作完結済みという強み、そしてもし2期が描かれるとしたらどんな物語になるのかという深掘り考察まで、あらゆる角度から徹底的に解説していきます。
「鬼人幻燈抄」アニメ2期の現状:公式発表はまだないが、物語は道半ば
まず結論からお伝えすると、現時点(2025年11月)でアニメ「鬼人幻燈抄」の続編(第2期)に関する公式な制作発表は行われていません。
第1期は全24話を使って「明治編」の完結までを描き切りましたが、原作の物語はまだ終わっていません。甚太の旅は、大正、昭和、そして平成へと続いていくのです。
アニメ公式サイトや公式SNSの更新は一区切りついていますが、これだけの長編を丁寧に映像化した実績から、続編への期待は非常に高い状況です。
まずはアニメ第1期をおさらい!作品の魅力と基本情報
待望の2期を議論する前に、2025年に放送されたアニメ第1期がどのような作品だったかを振り返ります。
放送情報と制作陣
アニメ第1期は、2025年3月31日から9月30日にかけて、TOKYO MXほかにて連続2クール・全24話が放送されました。
| 役職 | 担当者 |
|---|---|
| 原作 | 中西モトオ |
| 監督 | 相浦和也 |
| シリーズ構成 | 赤尾でこ |
| キャラクターデザイン | 池上たろう |
| 音楽 | 高田龍一、広川恵一、高橋邦幸 |
| アニメーション制作 | 横浜アニメーションラボ |
物語のあらすじと魅力:江戸・幕末・明治を駆け抜けた鬼人の旅路
物語の始まりは、天保十一年(1840年)。葛野の村で巫女守として暮らしていた青年・甚太は、最愛の妹・鈴音が鬼となり、村の巫女であり恋仲でもあった白雪を殺めるという悲劇に見舞われます。
復讐と、妹を救いたいという相反する感情を抱え、自らも鬼となる道を選んだ甚太。彼は、未来で世界を滅ぼす災厄となると予言された妹を止めるため、刀一本を携えて果てしない旅に出ます。
第1期では、江戸の街で人として生きようともがいた日々、幕末の動乱の中で多くの仲間と出会い、別れた日々、そして明治の世で再び妹・鈴音(マガツメ)と対峙し、彼女の歪んだ愛と憎しみに触れた激闘までが描かれました。
本作の魅力は、単なる鬼退治のアクションではありません。人の世の移ろいの中で、変わらぬ姿のまま生き続ける甚太が、それぞれの時代で出会う人々と心を通わせ、やがて訪れる別れを乗り越えていく、切なくも温かい人間ドラマにあります。「なぜ人は鬼になるのか」。その問いかけが、時代を超えて視聴者の心に深く響きます。
主要キャラクターと豪華キャスト紹介
| キャラクター名 | 声優 | キャラクター紹介 |
|---|---|---|
| 甚太 / 甚夜 | 八代拓 | 本作の主人公。妹を追って旅する鬼人。不器用だが情に厚い。 |
| 鈴音 / マガツメ | 上田麗奈 | 甚太の妹。兄への愛ゆえに鬼となり、世界を滅ぼそうとする。 |
| 白雪 | 早見沙織 | 葛野の巫女「いつきひめ」。甚太の想い人だったが鈴音に殺される。 |
| 秋津染吾郎 | 遊佐浩二 | 明治編で甚太の親友となった退魔師。付喪神使いの名跡を継ぐ。 |
| 岡田貴一 | 中井和哉 | 幕末編で出会った剣鬼。甚太とは奇妙な縁で結ばれている。 |
| 野茉莉 | 若山詩音 | 甚太が育てた義理の娘。後に四代目秋津染吾郎と結婚する。 |
続編制作の鍵!制作会社「横浜アニメーションラボ」を深掘り
続編が制作されるかどうかを占う上で、最も重要な鍵を握るのは、アニメーション制作を担当した「横浜アニメーションラボ」の制作状況です。
横浜アニメーションラボはどんな制作会社?代表作も紹介
横浜アニメーションラボは、2015年に設立されたアニメ制作会社です。デジタル作画を積極的に導入し、高品質な映像を持続的に制作する体制を整えています。
| 会社名 | 株式会社横浜アニメーションラボ |
|---|---|
| 設立 | 2015年7月 |
| 主な代表作 | 『聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-』 『聖者無双』 『THE NEW GATE』 |
本作『鬼人幻燈抄』では、時代考証に基づいた美術設定や、鬼気迫る剣戟アクションを見事に描き切り、その実力を遺憾なく発揮しました。
【考察】なぜ2期の放送まで間隔が空くのか?
第1期の放送終了からすぐに2期が始まらない背景には、横浜アニメーションラボの制作スケジュールが関係しています。
同社は、2026年1月から新作アニメ『ヘルモード 〜やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する〜』の制作が決定しており、現在はその制作に注力していると考えられます。
『鬼人幻燈抄』のような、時代ごとに美術や設定を一新する必要がある大作を制作するには、十分な準備期間が必要です。クオリティを維持して「大正編」以降を描くためには、相応のインターバルが必要不可欠なのです。
アニメ2期制作の可能性を徹底考察!
公式発表はまだありませんが、様々な要素から分析すると、2期制作の可能性は十分にあると言えます。
ポジティブ要素:原作完結済み&アニメ化されたのは物語の折り返し地点
- 原作: 小説(単行本)全14巻で完結済み。
- アニメ化範囲: 第1期で描かれたのは、単行本7巻「明治編 君を想う」あたりまで。
つまり、アニメ第1期で描かれたのは、物語のちょうど半分、折り返し地点に過ぎません。原作は平成の世まで続き、甚太と鈴音の物語に決着がつくまでが描かれています。
これほど丁寧に作り込まれたアニメシリーズを、物語の途中で終わらせてしまうのはあまりにも不自然です。制作陣としても、最初から最後まで描き切る構想を持っている可能性が極めて高いと考えられます。
2期で描かれるであろう「大正編」「昭和編」の見どころを徹底考察(ネタバレなし)
もし2期が制作されるなら、物語は文明開化からさらに時が進み、大正、そして激動の昭和へと突入します。それぞれの時代で甚太を待ち受ける運命とは。その見どころを考察します。
見どころ①:「大正編」-鬼を狩る組織との対立と、新たな鬼神の影
2期の開幕を飾るであろう「大正編」。近代化が進み、怪異が「迷信」として忘れ去られようとしている帝都・東京で、甚太は新たな脅威に直面します。
それは、古くから続く退魔の名家でありながら、歪んだ思想に染まった「南雲家」との対立です。彼らは、人工的に鬼や怪異を生み出し、自作自演で討伐することで家の復権を狙うという、狂気的な計画を企てていました。その陰謀の中心には、人造の鬼神「コドクノカゴ」となる運命を背負わされた少女の存在が。
甚太は、この少女を救うため、そして人の世を守るために、近代兵器と呪術が入り乱れる戦いに身を投じます。これまでとは違う、組織化された人間の悪意と対峙する甚太の姿は、物語をよりダークでサスペンスフルなものへと変貌させます。
見どころ②:「昭和編」-戦火の中で試される絆と、妹・鈴音の行方
物語はついに、第二次世界大戦の足音が聞こえる「昭和編」へ。空襲の炎に包まれる東京で、甚太は人々を守るために奔走します。
この時代で描かれるのは、極限状況下での人間ドラマです。戦火によって引き裂かれる家族、失われる命。その悲劇を前に、不老不死の鬼である甚太は何を思い、何を為すのか。そして、混乱に乗じて再び姿を現す妹・鈴音(マガツメ)。彼女の目的は一体何なのか。
昭和編では、甚太と鈴音の関係性にも大きな変化が訪れます。互いに傷つけ合いながらも、決して断ち切ることのできない兄妹の絆。戦争という巨大な暴力の前で、二人の想いが交錯し、物語はクライマックスへ向けて一気に加速していきます。
見どころ③:世代を超えて受け継がれる想い
大河ファンタジーである本作の真骨頂は、「時間の積み重ね」がもたらす感動です。1期で甚太が出会い、別れてきた人々。彼らの想いや約束は、決して消えることはありません。
2期では、かつての友人たちの子孫が登場し、甚太と新たな関係を築いていきます。秋津染吾郎の名を継ぐ者、かつて助けた少女の孫……。彼らの中に、かつての友の面影を見出し、想いが受け継がれていることを知る甚太。その姿は、長く作品を追いかけてきた視聴者の涙腺を間違いなく刺激するでしょう。
アニメ2期はいつから放送?具体的な時期を徹底予想
これらの要素を総合的に判断すると、2期が制作される場合、その放送時期は2027年以降になると予想されます。
横浜アニメーションラボのスケジュールと、作品のクオリティ維持に必要な制作期間を考慮すると、2026年中の放送は難しいでしょう。しかし、原作完結済みという強みを活かし、分割クールではなく、再びまとまったクール数で「大正編」「昭和編」を一気に描く可能性もあります。
アニメ「鬼人幻燈抄」に関するよくある質問
「鬼人幻燈抄」アニメ2期はいつからですか?
2025年11月現在、アニメ2期の制作に関する公式発表はありません。制作会社のスケジュール等を考慮すると、早くて2027年以降の放送になる可能性が高いです。
アニメ第1期は原作のどこまで描かれましたか?
アニメ第1期(全24話)は、原作単行本の「明治編 君を想う」(第7巻)あたりまで、甚太が東菊との戦いを終え、白雪への想いに一区切りつけるところまでを描きました。
原作小説は完結していますか?
はい、原作小説(単行本)は、2023年11月に発売された全14巻で完結しています。 文庫版も順次刊行中です。
アニメの続きはどこから読めばいいですか?
アニメの続きから物語を楽しみたい方は、単行本8巻「大正編 紫陽花の日々」、または文庫版の同巻から読み始めるのがおすすめです。
「鬼人幻燈抄」の最新情報と原作をチェック!
アニメの続編情報はまだ先になりそうですが、原作小説や漫画版で、甚太の壮大な旅路の続きを楽しむことができます。
『鬼人幻燈抄 -明治編-』

『鬼人幻燈抄』TVアニメ公式 (@kijin_anime) / X
鬼人幻燈抄 | 双葉社

まとめ:旅はまだ終わらない!平成の結末までアニメ化を期待
この記事の要点をまとめます。
- 現状: アニメ「鬼人幻燈抄」第1期は完結したが、2期の公式発表はまだない。
- 可能性: 原作完結済みであり、アニメ化されたのは物語の半分。最後まで描かれる可能性は十分にある。
- 放送時期予想: もし2期が制作される場合、2027年以降が現実的なライン。
- 今できること: 続編を気長に待ちながら、完結済みの原作小説(8巻以降)を読んで、大正、昭和、そして平成へと続く甚太の旅の結末を見届けましょう!
江戸から始まった甚太の旅は、まだ道半ばです。彼が最後に何を見つけ、どのような答えにたどり着くのか。その全てがアニメーションとして描かれる日を、今は心して待ちましょう。

