2017年に放送され、やる気のない「ロクでなし」講師と、彼を慕う生徒たちが織りなす王道の学園ファンタジーで人気を博したアニメ「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」(ロクアカ)。
2017年6月に第1期が放送を終了してから、実に8年以上が経過。「アニメ2期はいつから始まるの?」「制作中止になったって本当?」と、グレンたちの次なる物語を待ち望む声は今なお絶えません。
この記事では、「ロクアカ」のアニメ2期は実現するのか、その可能性をアニメ制作の鍵を握る制作会社「ライデンフィルム」の最新動向や、原作が完結しているという事実、そしてもし2期が描かれるとしたらどんな物語になるのかという深掘り考察まで、あらゆる角度から徹底的に解説していきます。
「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」アニメ2期の現状:8年以上続報なく、可能性は極めて低い
まず結論からお伝えすると、現時点(2025年11月)でアニメ「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」の続編(第2期)に関する公式な制作発表は一切なく、今後制作される可能性も極めて低い状況です。
アニメ公式サイトや公式SNSの更新も長期間行われておらず、ファンにとっては非常に長く、もどかしい状況が続いています。
この記事では、なぜこれほどの人気作の続編が8年以上も制作されないのか、その決定的な理由を解き明かしていきます。
まずはアニメ第1期をおさらい!作品の魅力と基本情報
待望の2期を議論する前に、2017年に放送されたアニメ第1期がどのような作品だったかを振り返ります。
放送情報と制作陣
アニメ第1期は、2017年4月4日から6月20日にかけて、AT-Xほかにて全12話が放送されました。
| 役職 | 担当者 |
|---|---|
| 原作 | 羊太郎 |
| 監督 | 和ト湊 |
| シリーズ構成 | 待田堂子 |
| キャラクターデザイン | 木村智 |
| 音楽 | 堤博明 |
| アニメーション制作 | ライデンフィルム |
物語のあらすじと魅力:「ロクでなし」講師が教える、本当の魔術の物語
物語の舞台は、魔術が科学と共に発展したアルザーノ帝国。その最高峰の学び舎である「アルザーノ帝国魔術学院」に、一人の非常勤講師が赴任してくるところから始まります。彼の名はグレン=レーダス。
「働いたら負け」を豪語し、授業は自習ばかり、教科書を黒板に貼り付けて「読んでおけ」と指示するだけの、まさに「ロクでなし」な講師でした。
そんな彼の態度に、魔術を心から敬愛する真面目な優等生システィーナ=フィーベルは激しく反発。グレンに決闘を申し込み、完膚なきまでに叩きのめします。しかし、この決闘をきっかけに、グレンは隠していたその驚異的な実力の片鱗を見せ始めます。
彼は、かつて帝国宮廷魔導士団に所属し、「正義の魔法使い」に憧れたエリート魔術師でした。しかし、ある任務で理想と現実のギャップに絶望し、魔術への情熱を失っていたのです。
生徒であるシスティーナや、彼女の親友ルミア=ティンジェルとの交流を通じて、グレンは再び教壇に立つ意味を見出していきます。教科書には載っていない、実践的で本質を突いた彼の授業は、生徒たちの心を掴み、彼らを本当の魔術師へと成長させていくのです。
本作の魅力は、この王道の学園ファンタジーの中に、グレンが抱える暗い過去や、彼らを狙う謎の魔術結社「天の智慧研究会」との戦いといった、シリアスでミステリアスな要素が巧みに織り交ぜられている点にあります。
主要キャラクターと豪華キャスト紹介
| キャラクター名 | 声優 | キャラクター紹介 |
|---|---|---|
| グレン=レーダス | 斉藤壮馬 | 本作の主人公。普段はロクでなしだが、その正体は元・帝国最強の魔術師の一人。 |
| システィーナ=フィーベル | 藤田茜 | 本作のヒロインの一人。魔術を敬愛する真面目な優等生。愛称は「白猫」。 |
| ルミア=ティンジェル | 宮本侑芽 | 本作のヒロインの一人。グレンを慕う心優しい少女。その出自には大きな秘密がある。 |
| リィエル=レイフォード | 小澤亜李 | 本作のヒロインの一人。帝国宮廷魔導士団の執行官。感情表現が苦手だが、戦闘能力は絶大。 |
| セリカ=アルフォネア | 喜多村英梨 | グレンの育ての親で、学院の教授。400歳を超える大陸最強の魔術師。 |
| アルベルト=フレイザー | 高橋広樹 | 帝国宮廷魔導士団の執行官。グレンのかつての同僚で、現実主義者。 |
なぜアニメ2期は8年以上も制作されないのか?3つの大きな理由
「続編を制作してほしい」というファンの熱い願いとは裏腹に、2期の実現が極めて難しいのには、明確な理由が存在します。
理由①:原作小説がすでに完結している
アニメの大きな目的の一つに「原作の販売促進」がありますが、原作小説は2023年11月に全24巻(+短編集など)で堂々完結しています。
物語のゴールがすでに存在し、プロモーションの必要性が薄れたことが、新たなアニメシリーズの企画を難しくしている最も大きな一因です。
理由②:制作会社ライデンフィルムの超多忙なスケジュール
アニメーション制作を担当した「ライデンフィルム」は、今や日本で最も多忙なスタジオの一つです。
| 会社名 | 株式会社ライデンフィルム |
|---|---|
| 設立 | 2012年2月 |
| 主な代表作 | 『東京リベンジャーズ』シリーズ 『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(2023年版) 『よふかしのうた』シリーズ |
ライデンフィルムは2025年から2026年にかけて、すでに多数の人気シリーズや期待の新作の制作が決定しています。
- 2025年: 『魔法使いの約束』、『よふかしのうた(Season2)』、『履いてください、鷹峰さん』など
- 2026年: 『黒猫と魔女の教室』
これだけの大型タイトルが並んでいるため、8年以上前に放送された作品の続編のために、新たに制作ラインを確保するのは物理的に極めて困難な状況にあると推測されます。
理由③:第1期アニメの商業的な評価
アニメ第1期は、その王道的な面白さで多くのファンを獲得しました。しかし、続編制作を決定づける指標となるBlu-rayの売上などは、残念ながら社会現象を巻き起こすほどの大ヒットと呼べる数字には至りませんでした。
8年以上続報がないという現状は、製作委員会が続編への大規模な投資を決定するには、商業的なインパクトが少し足りなかった可能性を示唆しています。
もし2期が制作されたら?主要キャラクターたちの「その後」を徹底考察
絶望的な状況ではありますが、もし奇跡的に2期が制作されるとしたら、どのような物語が描かれるのでしょうか。アニメ1期の続きとなる原作の展開を基に、キャラクターたちの「その後」を考察します。
グレン=レーダス:再び向き合う宮廷魔導士団の闇
アニメ第1期の終盤、グレンはかつての同僚アルベルトと再会し、過去の因縁に一区切りをつけました。しかし、それは彼が捨てたはずの帝国宮廷魔導士団特務分室、そして「正義の魔法使い」としての過去と、再び向き合うことの始まりに過ぎません。
2期が描かれるなら、物語はグレンが非常勤講師として平穏な日常を送りながらも、特務分室の非公式な協力者として、水面下で暗躍する「天の智慧研究会」の陰謀を追う、二重生活のスリリングな展開となるでしょう。新たな敵、そしてかつて袂を分かった同僚たちとの再会を通じて、彼は「自分にとっての正義とは何か」という問いに、再び苦悩することになります。
システィーナ&ルミア:深まる謎と、狙われる二人のヒロイン
2期の物語では、ヒロインである二人が抱える謎が、物語の核心に深く関わってきます。
システィーナが追い求める、祖父の夢であった「メルガリウスの天空城」。それは単なる古代遺跡ではなく、世界の真理に繋がる禁断の知識「禁忌教典(アカシックレコード)」への鍵である可能性が示唆されます。
そして、ルミアが持つ、失われた王家の血筋と、他者の魔力を増幅させる特殊な能力。この力が、「天の智慧研究会」の真の目的と結びついた時、彼女は組織の最大の標的となります。二人のヒロインがそれぞれの宿命にどう立ち向かい、そしてグレンとの関係をどう深めていくのか。彼女たちの成長も、2期の大きな見どころです。
リィエル=レイフォード:感情を知り始めた「最強の切り札」の葛藤
第1期で、グレンたちとの交流を通じて、少しずつ人間らしい感情に目覚め始めた特務分室の執行官リィエル。2期では、彼女自身の出自の秘密が、物語の重要な謎として描かれます。
「Project:Revive Life」と呼ばれる禁断の研究によって生み出された彼女は、一体何者なのか。そして、彼女と同じ顔を持つ存在が現れた時、リィエルは自身のアイデンティティを巡って大きく葛藤することになります。任務を遂行するだけの「人形」だった彼女が、初めて「自分の意志」で何を選び、誰を守ろうとするのか。その成長物語は、多くの視聴者の心を打つことになるでしょう。
アニメ「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」に関するよくある質問
「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」アニメ2期はいつですか?
2025年11月現在、アニメ2期の制作に関する公式発表はありません。放送終了から8年以上が経過しており、制作される可能性は極めて低い状況です。
アニメは打ち切りになったのですか?
公式に「打ち切り」が発表されたわけではありません。しかし、長期間続報がないこと、原作が完結していること、制作会社のスケジュールが埋まっていることなどから、プロジェクトが事実上の休止状態にある可能性が高いです。
アニメ1期は原作のどこまで描かれましたか?
アニメ第1期は、原作小説の「魔術競技祭編」の決着まで、コミックスで言うと5巻の途中までを描きました。
原作小説は完結していますか?
はい、原作小説『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』は、2023年11月に全24巻で堂々完結しました。
「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」の最新情報と原作をチェック!
アニメの続編は厳しい状況ですが、原作小説は感動のフィナーレを迎えています。また、作品に関する最新情報は、公式X(旧Twitter)で稀に更新されることがあります。
TVアニメ「ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)」公式サイト

「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」「これが魔法使いの切り札」羊太郎最新作公式 (@rokudenashi_tv) / X
まとめ:アニメ続編は絶望的…物語の結末は完結済みの原作小説で!
この記事の要点をまとめます。
- 現状: アニメ「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」2期の公式な制作発表はまだなく、可能性は極めて低い。
- 理由: ①原作小説が完結済み、②制作会社ライデンフィルムが多忙、③第1期の商業的評価、という3つの理由があるため。
- 結論: アニメでの続編を待つのは現実的ではない。
- 今できること: 物語の本当の結末が気になる方は、完結済みの原作小説(6巻以降)を読んで、グレンと生徒たちの物語の全てを見届けましょう!
すぐにアニメ2期のニュースを聞くのは難しい状況ですが、原作小説ではこの壮大な物語が感動のフィナーレを迎えています。アニメで「ロクアカ」の世界に引き込まれた方は、ぜひ原作を手に取り、本当の結末を体験してみてください。




