偉大な父・茂野吾郎の背中を追い、二世としての重圧を抱えながら仲間と成長していく茂野大吾を描いた『MAJOR 2nd』。NHK Eテレで放送された第1シリーズ、そして第2シリーズは、親子2代にわたる野球ドラマとして支持を集めてきました。第2シリーズが2020年11月に終了してから、すでに5年9ヶ月が経過しています。
2026年8月現在、アニメ第3期の制作に関する公式発表は行われていません。一方で、原作漫画は2026年4月に第32巻が刊行され、第33巻も2026年8月18日に発売が予定されており、未映像化のストックは着実に積み上がっています。この記事では、制作会社オー・エル・エム(OLM)の直近のラインナップ、同社が手掛けた続編アニメの制作間隔、そして原作の消化ペースという3つの客観的な材料から、第3期実現の可能性を整理します。
アニメ『メジャーセカンド』3期はいつから放送されるのか現状を整理
まずは公式のアナウンス状況と、第2シリーズ終了から現在までの経緯を確認します。
2026年8月現在、公式からの続編制作に関する発表はない
アニメ公式サイトおよび公式X(旧Twitter)を確認しても、第3期の制作決定に関する情報は公開されていません。2020年11月に第2シリーズが終了して以降、続編に関する公式の続報は途絶えたままです。したがって「3期がいつから放送されるか」という問いに対しては、現時点で確定的な答えは存在しない、というのが正確な回答になります。
TVアニメ『メジャーセカンド』公式サイト

『メジャーセカンド』公式X(旧Twitter)

第2シリーズ終了から約5年9ヶ月の沈黙をどう見るか
第2シリーズは2020年4月に放送を開始しましたが、当時の社会情勢の影響で放送が一時中断し、途中で第1話からの再放送を挟むという異例の進行を辿りました。最終的に同年11月まで放送を延長する形で全25話を完走しています。
その後の沈黙が長期化している背景としては、後述する原作の連載状況の変化と、制作を担当したオー・エル・エムのラインナップ事情という2つの要因が考えられます。ただし、5年以上の間隔が空いた後に続編が動き出した例は近年珍しくなく、沈黙期間の長さそのものが企画の消滅を意味するわけではないと考えられます。
制作会社オー・エル・エム(OLM)の動向から3期決定の可能性を分析
第1シリーズ・第2シリーズを手掛けたオー・エル・エム(OLM)は、『ポケットモンスター』シリーズをはじめとする長期作品を長年支えてきた制作会社です。同社の現在の稼働状況は、第3期の実現時期を占う上で重要な材料になります。
オー・エル・エムの2026年の主な制作ラインナップ
| 時期 | オー・エル・エムの主な制作作品 |
|---|---|
| 2026年4月〜6月 | ダイヤのA actII -Second Season-(第1クール・放送済み) |
| 2026年10月〜 | ダイヤのA actII -Second Season-(第2クール)/薬屋のひとりごと 第3期(TOHO animation STUDIOとの共同制作) |
| 通年 | 『ポケットモンスター』シリーズをはじめとする長期タイトル |
2026年10月期は、野球アニメ『ダイヤのA actII -Second Season-』の第2クールと『薬屋のひとりごと』第3期が重なる編成となっています。分割2クール作品を2本同時に走らせる状況を踏まえると、2026年内に『メジャーセカンド』第3期の制作ラインが空く可能性は低いと見るのが妥当でしょう。仮に今後発表があったとしても、実際の放送は2028年前後になる可能性が高いと予想されます。
オー・エル・エム関連作品の続編制作間隔データ
同社が関わった続編アニメが、前シリーズ終了からどれくらいの間隔で放送されたかを整理すると、以下のようになります。
| 作品 | 前シリーズ | 続編 | 終了からの間隔 |
|---|---|---|---|
| メジャーセカンド | 第1シリーズ(2018年4月〜9月) | 第2シリーズ(2020年4月〜11月) | 約1年7ヶ月 |
| 薬屋のひとりごと | 第1期(2023年10月〜2024年3月) | 第2期(2025年1月〜7月) | 約10ヶ月 |
| 薬屋のひとりごと | 第2期(2025年1月〜7月) | 第3期(2026年10月〜予定) | 約1年3ヶ月 |
| ダイヤのA actII | actII(2019年4月〜2020年3月) | -Second Season-(2026年4月〜) | 約6年1ヶ月 |
権利元や製作委員会が異なるため単純比較はできませんが、企画が動いている作品は1年前後で続編が投入される一方、間隔が空いた作品でも6年後に復活した例があることが分かります。
『ダイヤのA actII』6年ぶりの続編が示す前例
上の表で特に注目したいのが『ダイヤのA actII -Second Season-』です。前シリーズの最終回は2020年3月で、続編の放送開始は2026年4月。実に約6年ぶりの続編再開となりました。さらにこの続編では、それまでのマッドハウス×Production I.Gからオー・エル・エムへと制作体制が変更されています。
この事例は『メジャーセカンド』第3期を考える上で2つの示唆を与えてくれます。ひとつは、少年サンデー・週刊少年マガジン系の野球長編において、5〜6年の空白を経ても続編が制作される市場性が依然として存在するということ。もうひとつは、オー・エル・エムが現在進行形で長編野球アニメの制作ノウハウを稼働させており、『メジャーセカンド』で培った表現がそのまま組織内に維持されていると考えられることです。ただし、これらはあくまで状況証拠であり、第3期の制作を裏付ける情報ではない点には注意が必要です。
原作漫画のストック状況とアニメの原作消化ペース
続編制作の前提条件となるのが、映像化されていない原作の分量です。この点について、本作は十分な水準に達しています。
| シリーズ | 放送時期 | 描かれた範囲 | 原作巻数(目安) |
|---|---|---|---|
| 第1シリーズ | 2018年4月〜9月(全25話) | 小学生編 | 1巻〜10巻 |
| 第2シリーズ | 2020年4月〜11月(全25話) | 中学生編(序盤〜中盤) | 10巻〜20巻(第186話付近) |
| 未映像化範囲 | 未定 | 中学生編の続き〜最新話 | 20巻〜32巻(連載継続中) |
未映像化ストックは約12巻分、2クール分を十分に確保
過去2シリーズの実績から、原作消化ペースを逆算してみます。第1シリーズは全25話で約10巻分、第2シリーズも全25話で約10巻分を消化しており、いずれも1話あたり約0.4巻という安定したペースです。この計算式を当てはめると、2クール(全25話前後)の制作には10巻前後の原作が必要になります。
現在の未映像化範囲は20巻から既刊32巻までの約12巻分。2026年8月18日には第33巻の発売も予定されています。つまり、2クール構成の第3期を制作しても十分に足りる分量がすでに蓄積されており、原作ストックは制作のボトルネックにはなっていないと判断できます。
物語の内容面でも区切りは良好です。最新刊にあたる第32巻では、風林・大道の連合チームが地方大会決勝で川塩中の花村三兄弟と対戦する展開が描かれており、中学生編は大会の佳境に入っています。第3期を制作するなら、この大会編は映像化の軸として十分な求心力を持つと考えられます。
最大の変数は不定期な連載状況
一方で懸念材料として挙げられるのが、作者・満田拓也氏の連載ペースです。本作は2021年から約1年間の長期休載に入り、2022年10月26日発売の週刊少年サンデー48号で連載を再開しました。再開にあたっては、体調面を考慮して休載を挟みながらの掲載になることが告知されており、実際に2026年に入ってからも隔号での休載が発生しています。
単行本の刊行ペースも、第31巻から第32巻、第32巻から第33巻がいずれも約4ヶ月間隔と、週刊連載作品としては緩やかです。アニメ化の企画では原作の進行度も判断材料になるため、この掲載ペースが第3期の判断を慎重にさせている可能性は否定できません。とはいえ、すでに2クール分を超えるストックがある以上、連載ペースが直ちに制作の障害になるとは考えにくい状況でもあります。
アニメの続きは原作20巻から
アニメ第2シリーズの最終回は原作第20巻の第186話付近に相当します。続きから読み進めたい場合は、第20巻が起点になります。中学生編の後半から地方大会決勝までの流れは、電子書籍ストアで巻単位から購入でき、BOOK☆WALKER・Renta!・漫画全巻ドットコムなどで価格やポイント還元を比較して選べます。
『メジャーセカンド』3期で描かれる展開と主要キャラクター
第3期が制作された場合に中心となるであろう、第2シリーズまでに登場した主要キャラクターと担当声優を整理します。
- 茂野大吾(CV:藤原夏海):本作の主人公。風林中野球部で、突出した才能に恵まれない中で知略とチーム作りによって戦う。
- 佐倉睦子(CV:花澤香菜):大吾の幼馴染で投手。チームの主戦力として大吾を支える。
- 佐藤光(CV:西山宏太朗):大吾の幼馴染にして最大のライバル。高い実力を持つ捕手。
- 仁科明(CV:山下大輝):第2シリーズから本格登場した投手。大吾と衝突しながら関係を築いていく。
- 眉村道塁(CV:堀江由衣):前作のライバル・眉村健の娘で投手。双子の兄・眉村渉(CV:福島潤)は捕手を務める。
第3期が実現した場合、原作20巻以降で描かれる中学最後の大会が中心になると予想されます。勝敗そのものよりも、才能に恵まれない大吾がどのようにチームを機能させるかという構造こそが本作の核であり、この点は第3期でも変わらないと考えられます。
続報を待つ間に第1・第2シリーズを見返すなら
第2シリーズの放送から5年以上が経過しているため、第3期の発表があった時点で内容を思い出せるか不安な方も多いはずです。第1シリーズ・第2シリーズはいずれも全25話で、U-NEXT、DMM TV、dアニメストアなどの動画配信サービスで視聴できます。配信ラインナップは時期によって変動するため、登録前に各サービスの配信状況を確認しておくと確実です。
『メジャーセカンド』のアニメ3期に関するよくある質問
アニメ3期の放送はいつから?
2026年8月現在、公式発表はありません。制作を担当したオー・エル・エムが2026年10月期に『ダイヤのA actII -Second Season-』第2クールと『薬屋のひとりごと』第3期を抱えていることを踏まえると、仮に今後発表があっても放送は2028年前後になる可能性が高いと予想されます。
アニメの続きを漫画で読むなら何巻から?
アニメ第2シリーズは原作第20巻の第186話付近までを描いたため、第20巻から読み始めると続きを追えます。
原作漫画はまだ連載中?最新刊は何巻?
週刊少年サンデーで連載中です。単行本は2026年4月17日発売の第32巻が最新刊で、第33巻が2026年8月18日に発売予定となっています。ただし休載を挟む不定期な掲載が続いているため、最新の掲載状況は少年サンデーの公式サイト等で確認することをおすすめします。
アニメ化されていない原作はどれくらい残っている?
第20巻から既刊第32巻までの約12巻分です。過去2シリーズがいずれも全25話で約10巻分を消化したペースから逆算すると、2クール分の制作に必要な原作は十分に確保されている計算になります。
まとめ:3期の材料は揃いつつあるが、当面は原作で追うのが現実的
『メジャーセカンド』第3期について、2026年8月現在は公式発表がなく、放送時期も未定です。制作を担当したオー・エル・エムは2026年を通じて『ダイヤのA actII -Second Season-』と『薬屋のひとりごと』第3期という2本の続編を抱えており、短期的に本作の制作ラインが確保される可能性は低いと見られます。
一方で、前提条件は整いつつあります。未映像化の原作ストックは約12巻分あり、2クール分を制作しても余裕がある水準です。加えて、同じオー・エル・エムが約6年ぶりの続編として『ダイヤのA actII -Second Season-』を立ち上げた事実は、長い空白の後でも野球長編アニメの続編が成立し得ることを示しています。
現時点では続報を待つほかありませんが、原作は中学生編の大会が佳境に入っており、アニメの続きにあたる第20巻以降には映像化を待たずに読める展開が蓄積されています。アニメの続きが気になっている方は、まず第20巻から追いかけてみてはいかがでしょうか。

