2016年の放送開始以来、約10年にわたり世界中のファンを熱狂させ続けてきたアニメ「僕のヒーローアカデミア」(ヒロアカ)。2024年8月に原作漫画が堂々完結し、多くのファンが「アニメの完結はいつになるのか」と、そのフィナーレに注目していました。
そして2025年10月、ついに物語の全てを描き切る最終章『僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON』の放送が開始されました。
この記事では、ファンが最も知りたい「ヒロアカのアニメはいつ完結するのか」という疑問に答えるため、現在放送中のFINAL SEASON(第8期)が全何クールで、最終回はいつ頃になるのかを徹底考察。さらに、制作の鍵を握る制作会社「ボンズ」や、最終決戦の見どころまで、あらゆる角度から解説していきます。
【結論】「僕のヒーローアカデミア」アニメ完結はFINAL SEASON!2025年10月4日より放送中!
まず結論からお伝えすると、アニメ「僕のヒーローアカデミア」は、2025年10月4日(土)より放送が開始された『僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON』(第8期)をもって完結します。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| シーズン | FINAL SEASON(第8期) |
| 放送開始日 | 2025年10月4日(土)~ |
| 放送時間 | 毎週土曜 夕方5時30分~ |
| 放送局 | 読売テレビ・日本テレビ系 全国29局ネット |
| 制作会社 | ボンズフィルム |
原作漫画の最終話までを、このFINAL SEASONで描き切ることが公式に明言されています。
まずはアニメシリーズをおさらい!これまでの物語と基本情報
壮大な物語のフィナーレをより楽しむために、これまでのアニメシリーズがどのような物語だったかを振り返ります。
放送情報と制作陣の変遷
| シーズン | 放送期間 | 話数 | 制作会社 |
|---|---|---|---|
| 第1期 | 2016年4月 – 6月 | 全13話 | ボンズ |
| 第2期 | 2017年4月 – 9月 | 全25話 | ボンズ |
| 第3期 | 2018年4月 – 9月 | 全25話 | ボンズ |
| 第4期 | 2019年10月 – 2020年4月 | 全25話 | ボンズ |
| 第5期 | 2021年3月 – 9月 | 全25話 | ボンズ |
| 第6期 | 2022年10月 – 2023年3月 | 全25話 | ボンズ |
| 第7期 | 2024年5月 – 10月 | 全21話 | ボンズ |
| 第8期 | 2025年10月 – 放送中 | 未定 | ボンズフィルム |
制作は第1期から一貫してボンズが手掛けていますが、第8期では新設された「ボンズフィルム」名義となっています。
| 役職 | 担当者(第8期) |
|---|---|
| 原作 | 堀越耕平 |
| 総監督 | 長崎健司 |
| 監督 | 中山奈緒美 |
| シリーズ構成 | 黒田洋介 |
| キャラクターデザイン | 馬越嘉彦、小田嶋瞳 |
| 音楽 | 林ゆうき |
| アニメーション制作 | ボンズフィルム |
物語のあさじと魅力:最高のヒーローを目指す、新世代の王道ヒーロー譚
物語の舞台は、世界の総人口の約8割が「個性」と呼ばれる超常能力を持つ超人社会。人々と社会を守る「ヒーロー」が、職業として確立されていました。
主人公の緑谷出久(デク)は、ヒーローに憧れる心優しい少年。しかし、彼はごく少数派である“無個性”として生まれ、ヒーローになる夢を諦めかけていました。
そんな彼の運命を大きく変えたのが、No.1ヒーロー・オールマイトとの出会いです。デクの中にヒーローとしての資質を見出したオールマイトは、彼に自らの“個性”である「ワン・フォー・オール(OFA)」を継承。デクは、最高のヒーローを育成する名門・雄英高校ヒーロー科に入学し、最高のヒーローを目指すための長く険しい道を歩み始めます。
本作の魅力は、落ちこぼれだった少年が、仲間たちとの絆やライバルとの切磋琢磨、そして数々の強敵(ヴィラン)との死闘を通じて成長していく、まさに「週刊少年ジャンプ」の王道をいく熱い物語である点です。「PLUS ULTRA(プルスウルトラ)-更に 向こうへ-」という校訓の通り、常に限界を超えようと奮闘するキャラクターたちの姿が、世界中のファンの心を掴んで離しません。
主要キャラクターと豪華キャスト紹介
| キャラクター名 | 声優 | キャラクター紹介 |
|---|---|---|
| 緑谷出久 | 山下大輝 | 本作の主人公。オールマイトからOFAを継承したヒーローの卵。 |
| 爆豪勝己 | 岡本信彦 | デクの幼馴染で最大のライバル。強力な“個性”「爆破」を持つ。 |
| 轟焦凍 | 梶裕貴 | No.1ヒーロー・エンデヴァーを父に持つ、半冷半燃の天才。 |
| 麗日お茶子 | 佐倉綾音 | デクの親友。彼に想いを寄せる、明るく健気な少女。 |
| 飯田天哉 | 石川界人 | ヒーロー一家に生まれたエリート。真面目な学級委員長。 |
| オールマイト | 三宅健太 | かつてのNo.1ヒーロー。「平和の象徴」として君臨した。 |
| 相澤消太 | 諏訪部順一 | 雄英高校1-Aの担任。合理主義者だが、生徒思い。 |
| エンデヴァー | 稲田徹 | 現No.1ヒーロー。轟焦凍の父。 |
| ホークス | 中村悠一 | 若きNo.2ヒーロー。敵(ヴィラン)連合への潜入捜査を行う。 |
| 死柄木弔 | 内山昂輝 | 敵(ヴィラン)連合のリーダー。オール・フォー・ワンの後継者。 |
| 荼毘 | 下野紘 | 蒼い炎を操る敵(ヴィラン)。その正体は…。 |
| トガヒミコ | 福圓美里 | 変身能力を持つ敵(ヴィラン)。歪んだ愛情を持つ。 |
| オール・フォー・ワン | 大塚明夫 | 悪の支配者。死柄木を育て上げた本作の黒幕。 |
続編制作の鍵!制作会社「ボンズ」&「ボンズフィルム」を深掘り
長期シリーズの品質を支えるのが、制作を担当する「ボンズ」です。
ボンズはどんな制作会社?代表作も紹介
ボンズは、1998年に設立された日本を代表するアニメ制作スタジオです。特にアクションシーンのクオリティの高さには定評があり、そのダイナミックでハイクオリティな作画は「ボンズアクション」とも呼ばれ、絶大な支持を得ています。
| 会社名 | 株式会社ボンズ |
|---|---|
| 設立 | 1998年10月 |
| 主な代表作 | 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』 『モブサイコ100』シリーズ 『文豪ストレイドッグス』シリーズ |
新スタジオ「ボンズフィルム」とは?
2024年10月、ボンズはアニメ制作部門を分離し、新会社「ボンズフィルム」を設立しました。「ヒロアカ」FINAL SEASONは、この新スタジオが初めて手掛ける作品の一つです。これは、長年「ヒロアカ」を支えてきた制作チームが、より集中できる環境で最終章を最高のクオリティで作り上げるための、前向きな体制変更と言えるでしょう。
なぜ10年近くもハイクオリティな長期シリーズ制作が可能なのか?
「ヒロアカ」が長期にわたり高いクオリティを維持できた最大の理由は、総監督の長崎健司氏、キャラクターデザインの馬越嘉彦氏といったシリーズの核となるスタッフが、第1期から一貫してプロジェクトに関わり続けてきたことにあります。この安定した制作体制が、作品の魅力を損なうことなく、壮大な物語を描き切ることを可能にしたのです。
FINAL SEASON(8期)で描かれる物語の見どころを徹底考察(ネタバレなし)
アニメ第7期は、ヒーローと敵(ヴィラン)の最終決戦の火蓋が切られたところで幕を閉じました。FINAL SEASONでは、その壮絶な戦いの全てが描かれます。
見どころ①:デク vs 死柄木!因縁の最終決戦
物語の全ての始まりである、他者に“個性”を与え、受け継がせる「ワン・フォー・オール(OFA)」と、他者から“個性”を奪い、与える「オール・フォー・ワン(AFO)」。FINAL SEASONの最大の焦点は、この二つの対極的な“個性”を受け継いだ者たち、緑谷出久と死柄木弔の最終対決です。
「誰もが笑顔でいられる世界」を望むデクと、「全てを破壊し、平等にする」という歪んだ救済を掲げる死柄木。二人の戦いは、単なる力のぶつかり合いではありません。「ヒーローとは何か」「救済とは何か」という、作品の根幹をなすテーマが、彼らの拳を通じて語られます。OFAの中に宿る歴代継承者たちの意志と、AFOが死柄木に与えた憎しみの記憶。全ての因縁が絡み合い、ぶつかり合うこの最終決戦は、アニメ史に残る壮絶なものになるでしょう。
見どころ②:爆豪勝己の成長と、デクとの“本当の関係”
幼少期からデクを「出来損ない」と見下してきた爆豪勝己。しかし、デクがOFAを継承し、ヒーローとして目覚ましい成長を遂げる姿を目の当たりにし、彼の心境は大きく変化しました。デクを「追いかけるべき目標」と認め、初めて心からの謝罪を口にした彼は、もはや単なるライバルではありません。
FINAL SEASONでは、そんな爆豪がデクと“本当の意味で”肩を並べて戦う姿が描かれます。OFAの秘密を知る数少ない協力者として、彼はデクをどう支えるのか。そして、自身の限界を超えた先に、彼が見出す「勝利」の形とは。もう一人の主人公である爆豪勝己の、ヒーローとしての集大成とも言える熱い戦いから目が離せません。
見どころ③:轟家の因縁、ついに決着へ
No.1ヒーロー・エンデヴァーの歪んだ野望が生み出してしまった、最悪の敵(ヴィラン)・荼毘。その正体が、死んだはずの長男・轟燈矢であったという衝撃の事実は、日本中を震撼させました。
FINAL SEASONでは、この轟家の壮絶な家族の物語に、ついに決着の時が訪れます。父への憎しみに身を焦がす燈矢と、兄を、そして父をも救おうと立ち向かう末弟・焦凍。彼らの戦いは、ヒーローと敵(ヴィラン)という枠を超えた、あまりにも悲しい兄弟喧嘩です。歪んでしまった家族の絆を、焦凍は取り戻すことができるのか。エンデヴァーは、自らが犯した罪とどう向き合うのか。涙なしでは見られない、轟家の最後のドラマが描かれます。
アニメ完結はいつ?FINAL SEASON(8期)のクール数と最終回を予想
原作との対応範囲からクール数を予測
- 第7期終了時点: 原作39巻・第398話あたりまで
- 原作完結: 41巻・第430話
アニメ化されずに残っているのは、原作の最終盤にあたる約32話分です。これまでのアニメシリーズは、1クール(12~13話)で原作コミックス約3~4巻分(約30~40話)を描くペースでした。
しかし、最終決戦はバトルシーンが連続するため、アニメではよりテンポアップする可能性があります。これらの状況から、FINAL SEASONは全2クール(25話前後)で物語の最後までを描き切る可能性が最も高いと予想されます。
最終回はいつになる?具体的な放送日を予想
2025年10月4日(土)から2クール(約半年間)放送されると仮定すると、途中に特番などによる休止がなければ、FINAL SEASONの最終回は2026年3月の末頃、具体的には2026年3月28日(土)になるのではないかと、現時点では予測できます。
「僕のヒーローアカデミア」の最新情報と原作をチェック!
アニメFINAL SEASONに関する今後の追加情報や、原作漫画の最終決戦を先に知りたい方は、以下の公式サイトやSNSをチェックしましょう!
TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』
僕のヒーローアカデミア/ヒロアカ アニメ公式 (@heroaca_anime) / X
アニメ「僕のヒーローアカデミア」に関するよくある質問
ヒロアカアニメ8期はいつ完結しますか?
FINAL SEASON(第8期)は2025年10月4日から放送が開始されました。全2クール構成と仮定すると、2026年3月末頃に最終回を迎えると予想されます。
ヒロアカのアニメはいつ完結しますか?(結論の再提示)
現在放送中のFINAL SEASON(第8期)をもって、アニメシリーズは完結します。
アニメ7期は何話まででしたか?
第7期は全21話構成で、第159話「”個性”無き戦い」が最終回となりました。
原作漫画は完結していますか?
はい、原作漫画『僕のヒーローアカデミア』は、2024年8月5日発売の「週刊少年ジャンプ」にて最終回を迎え、全41巻(+α)で物語が完結しました。
まとめ:アニメ完結へ!デクたちの最後の戦いを見届けよう
この記事の要点をまとめます。
- 現状: アニメ「僕のヒーローアカデミア」の最終章『FINAL SEASON』(第8期)が2025年10月4日より絶賛放送中!
- 完結時期: 全2クール構成と仮定すると、2026年3月末頃に完結する見込み。
- 内容: 第7期の続きから、原作の最終回までが描かれる。
- 今できること: 毎週土曜の放送をリアルタイムで追いかけ、ヒーローと敵(ヴィラン)の最後の戦いを、その目に焼き付けましょう!
“無個性”だった少年が最高のヒーローになるまでの物語も、いよいよフィナーレを迎えます。デクたちが紡いできた10年間の軌跡の結末を、最後まで見届けましょう。

