近未来の日本を舞台に、時速500キロを超える次世代レース「NEX Race」へ挑む少女たちを描いたオリジナルアニメ『HIGHSPEED Étoile』。2024年4月から6月にかけて、全12話が放送されました。
バレエの道を諦めた輪堂凛が、ドライバーとして再び前へ進んでいく物語は、放送終了後もファンの記憶に残り続けています。そして2024年11月には、キャラクター原案の藤真拓哉氏から「新作アニメ企画が進行中」との情報が明かされました。この記事では2026年8月時点の最新情報をもとに、続編・新作アニメの現状と本作の見どころを整理します。
『HIGHSPEED Étoile』新作アニメ企画は進行中。ただし形態・時期は未発表
2026年8月時点で、『HIGHSPEED Étoile』の新作アニメ企画が進行していることは公式に明らかになっています。2024年11月24日、埼玉・大宮でのイベント後に、キャラクター原案の藤真拓哉氏がX(旧Twitter)で「新しいアニメの企画も進んでいるようです」という趣旨の投稿を行い、作品公式アカウントもこれをリポストして情報を後押ししました。
ただし、この企画がテレビシリーズの第2期なのか、劇場版なのか、あるいは別の形態なのかは発表されていません。放送・公開時期も現時点では公表されていないため、「続編が正式に決まった」と断定できる段階ではなく、あくまで「新作の企画が動いている」という状況として受け止めるのが正確です。今後の続報で形態やスケジュールが具体化していくものと予想されます。
続報を待つ間は、第1期を見返してNEX Raceの世界観を振り返っておくのがおすすめです。dアニメストアやU-NEXT、DMM TVなどの動画配信サービスなら、全12話をまとめて視聴できます。無料お試し期間を利用すれば、1期の内容を追加費用なく確認することも可能です。
制作会社『studio A-CAT』の最新スケジュールから新作の時期を分析
新作アニメの時期を考えるうえで、第1期を手がけたstudio A-CATの稼働状況は参考になります。同社は近年、複数のテレビシリーズを継続的に制作しており、スケジュールは埋まり気味の状態が続いています。
| 年 | studio A-CATの主な制作作品 |
|---|---|
| 2024年 | HIGHSPEED Étoile |
| 2025年 | 無職の英雄 ~別にスキルなんか要らなかったんだが~ |
| 2026年 | 最強の王様、二度目の人生は何をする? Season2 ほか |
2026年もテレビシリーズのラインが動いている状況を踏まえると、仮に新作『HIGHSPEED Étoile』がstudio A-CATで制作される場合でも、具体的な情報が出そろうのはもう少し先になると予想されます。ただし、制作スタジオは企画ごとに調整されるため、別のスタジオが担当する可能性も否定できません。
オリジナルアニメの「新作までの間隔」と原作消化の考え方
『HIGHSPEED Étoile』はアニメ発の完全オリジナル作品で、下敷きとなる原作小説・漫画はありません。そのため「原作をどこまで消化したか」という指標で続編の在庫を測ることはできず、物語の続きは制作陣が新たに作り上げていくことになります。原作ストックが続編制作の目安になる漫画・ラノベ原作アニメとは、この点が大きく異なります。
参考までに、新作アニメ企画が発表されてから実際に届くまでの期間は、形態によって傾向が異なります。以下はあくまで一般的な目安であり、個別の作品で前後する点にはご留意ください。
| 新作の形態 | 発表から放送・公開までの目安 |
|---|---|
| テレビシリーズ2期 | おおむね1~3年 |
| 劇場版 | おおむね1年半~3年 |
| 短編・スピンオフ企画 | 半年~2年程度 |
『HIGHSPEED Étoile』の新作は形態が未発表のため断定はできませんが、上記の傾向から見ても、放送・公開まではある程度の準備期間を見込んでおくのが現実的でしょう。オリジナル作品は脚本や世界設定を一から組み立てる工程が加わるため、原作つき作品よりも時間がかかりやすい傾向があります。
待っている間に世界観を掘り下げたいなら、公式スピンオフ漫画『HIGHSPEED Étoile: L’Entrée de Towa et Kanata』を読むのも一つの手です。浅河カナタと小町永遠を主役に、ドライバーを目指す少女たちの物語が描かれています。既刊の各巻は電子書籍でも購入でき、BOOK☆WALKER・Renta!・漫画全巻ドットコムなどで取り扱われているため、読みやすいサービスの該当巻ページから手に取れます。
メディアミックスの広がりから見る『HIGHSPEED Étoile』の現在地
オリジナル作品でありながら、アニメ放送後も複数のメディア展開が続いているのが本作の特徴です。現在楽しめる関連コンテンツを整理しました。
- 漫画:スピンオフ『HIGHSPEED Étoile: L’Entrée de Towa et Kanata』(作画:御園ちあき)が2023年10月から連載中で、アニメとは異なる視点から世界観が描かれています。
- ゲーム:2024年11月21日に、Nintendo Switch用ソフト『HIGHSPEED Étoile Paddock Stories(ハイスピードエトワール パドックストーリーズ)』(エンターグラム)が発売されました。ビジュアルノベル形式で、キャラクターたちの新たな物語を楽しめます。
- リアル展開:女性ドライバーによるレースチーム「HIGHSPEED Étoile Racing」が発足し、実際のレースに参戦するなど、作品の枠を越えた活動が行われています。
もし新作がテレビシリーズ2期なら?予想される展開
新作の形態はまだ発表されていませんが、仮にテレビシリーズの続編として制作された場合、どのような物語が考えられるかを予想してみます。あくまでファン目線での推測である点はご了承ください。
輪堂凛がさらなる高み「最速のその先」へ挑む物語
一度は挫折を味わいながらも、サーキットの上で自分の居場所を見つけた輪堂凛。続編が描かれるならば、ライバルたちとの競り合いを通じて、さらに上位を目指していく凛の姿が想像されます。勝利への執念とチームワークが交差する展開は、スポーツアニメのハイキューのように、地道な積み重ねが実を結ぶ手応えを感じさせるものになると予想されます。
絶対王者ロレンツォやクイーン・アリスとの再戦
NEX Raceで「キング」と呼ばれる正確無比な走りのロレンツォと、「クイーン」の異名を持つ大胆なドライビングのアリス。この二人との再戦が描かれれば、極限のスピード域での駆け引きが見どころになるでしょう。一瞬の判断が勝敗を分ける緊張感は、心理戦を軸にした絶体絶命ゲームのような張り詰めた没入感につながると考えられます。
『HIGHSPEED Étoile』のアニメに関してよくある疑問
物語の原作は小説や漫画として存在する?
本作はアニメ発の完全オリジナルプロジェクトで、下敷きとなる原作本は存在しません。そのため物語の展開は制作陣によって作られています。ただし、前述のスピンオフ漫画『L’Entrée de Towa et Kanata』が展開されているため、そちらを読むことで作品の世界観をより多角的に楽しめます。
アニメ1期はどこで配信されている?
アニメ第1期は、dアニメストアやLemino、ABEMAなどの主要プラットフォームで配信されています(配信状況は時期によって変動する場合があります)。迫力あるレースシーンと、仲間との関係が織りなすドラマは、繰り返し観ても見応えがあります。キャラクター同士が切磋琢磨する構図には、WIND BREAKERに通じるチームものの熱量があります。
まとめ:新作の続報を待ちつつ、輪堂凛の物語を追いかけよう
2026年8月時点で、『HIGHSPEED Étoile』は新作アニメ企画の進行が公式に告知されているものの、その形態(テレビ2期・劇場版など)や放送・公開時期は未発表です。続編が正式に決定したと断定できる段階ではありませんが、企画そのものが動いていることが明らかになっている点は、続報を待つうえで前向きに受け止められる材料といえます。
凛がバレエの挫折を乗り越え、サーキットという新たな舞台で自分を試していく姿は、挑戦を続ける人の背中を押してくれます。絶対王者との駆け引きや、ライバルたちとの関係、そして「最速」を目指してアクセルを踏み込む彼女たちの姿は、原作つき作品にはないオリジナルならではの自由な物語として今後も広がっていく可能性を持っています。
今は新作アニメの具体化を待ちつつ、2024年11月発売のゲームをプレイしたり、連載中のスピンオフ漫画を追いかけたりして、NEX Raceの世界に触れ続けるのがよいでしょう。凛たちが再びサーキットに帰ってくる日に向けて、続報を追いかけていきましょう。

