悪魔・天使・堕天使が入り乱れる神話バトルと、主人公・兵藤一誠が「赤龍帝」として成長していく姿を描いた『ハイスクールD×D』。テレビアニメ第4期「HERO」の放送終了から8年が経過した2026年現在も、「5期はいつ放送されるのか」という声はファンの間で続いています。
この記事では、アニメ5期の公式発表状況・放送時期の予測・描かれるであろう物語の範囲を、2026年8月時点の情報に基づいて整理します。さらにこの記事独自の試みとして、シリーズ自身とパッショーネの続編制作間隔データ、および原作の消化ペースから、5期の実現性と放送範囲を具体的に試算します。
この記事でわかること
- アニメ5期の公式発表状況(2026年8月時点)
- シリーズ・パッショーネ双方の続編制作間隔データ
- 原作ストックの最新状況と消化ペースから試算する放送範囲
- 放送時期の現実的な予測
- アニメ以外で動いているシリーズ展開(新シリーズ・ゲーム)
- 5期で描かれると予想されるストーリーの見どころ
「ハイスクールD×D」アニメ5期の現状:公式発表はまだない
結論から先にお伝えすると、2026年8月現在、アニメ『ハイスクールD×D』第5期に関する公式な制作発表は行われていません。
公式サイト・公式SNSともに続編に関する告知はなく、制作状況は「未定」のままです。一方で「打ち切り」が公式に発表されたわけでもなく、後述するとおり原作シリーズもゲームなどのメディア展開も現在進行形で動いています。なぜアニメだけ続報が出ないのか、順を追って解説します。
TVアニメ『ハイスクールDxD HERO』公式サイト
『ハイスクールDxD HERO』公式X(旧Twitter)

アニメシリーズの基本情報
シリーズの歩み
| シリーズ | 放送時期 | 制作会社 |
|---|---|---|
| 第1期 | 2012年1月〜3月 | TNK |
| 第2期(NEW) | 2013年7月〜9月 | TNK |
| 第3期(BorN) | 2015年4月〜6月 | TNK |
| 第4期(HERO) | 2018年4月〜7月 | パッショーネ |
| 第5期 | 未発表(2026年8月時点) | 未定 |
第4期「HERO」の主要スタッフ
| 役職 | 担当者 |
|---|---|
| 原作 | 石踏一榮(ファンタジア文庫/KADOKAWA) |
| 原作イラスト | みやま零 |
| 監督 | 末田宜史 |
| チーフディレクター | 喜多幡徹 |
| シリーズ構成 | 古怒田健志 |
| キャラクターデザイン | うのまこと |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| 音楽 | 中西亮輔 |
| アニメーション制作 | パッショーネ |
物語のあらすじ
主人公・兵藤一誠は普通の高校生でしたが、初デートの相手が実は堕天使だったことで命を落とし、上級悪魔・リアス・グレモリーの眷属として転生します。赤龍帝としての覚醒を目指しながら、悪魔・天使・堕天使が入り乱れる神話的なバトルに身を投じていきます。
本作の特徴は、バトル描写に加えて眷属たちとの関係やそれぞれが抱える葛藤を描いた人間ドラマにあります。「夢も恋も戦いも青春だ!」というコンセプトのもと、学園バトルファンタジーの一作として長く支持されてきました。
【独自分析①】続編制作間隔データから5期の時期を読む
シリーズ自身の続編間隔
まず、本シリーズがこれまでどれくらいの間隔で続編を出してきたかを整理します。
| 期間 | 間隔 | 備考 |
|---|---|---|
| 1期終了→2期開始 | 約1年4ヶ月 | TNK続投 |
| 2期終了→3期開始 | 約1年7ヶ月 | TNK続投 |
| 3期終了→4期開始 | 約2年10ヶ月 | TNK→パッショーネへ変更 |
| 4期終了→現在 | 約8年1ヶ月 | 続編未発表 |
1期から4期までは長くとも3年以内に次の期が始まっていました。制作会社が交代した3期→4期でさえ約2年10ヶ月です。この基準に照らすと、4期終了から8年以上が経過している現状は明らかに例外的で、単純なスケジュール待ちではなく企画自体が止まっている可能性が高いと考えられます。
パッショーネの続編制作ペースと現在の稼働状況
次に、第4期を手掛けたパッショーネが他作品でどの程度の間隔で続編を制作しているかを見ます。
| 作品 | 第1期 | 続編 | 間隔 |
|---|---|---|---|
| 魔都精兵のスレイブ | 2024年1月〜3月 | 2期:2026年1月8日〜 | 約2年 |
| 片田舎のおっさん、剣聖になる | 2025年4月〜 | II:2026年7月8日〜 | 約1年3ヶ月 |
パッショーネ自体は続編を1〜2年間隔で送り出せるスタジオであり、続編制作能力そのものが問題になっているわけではありません。むしろ稼働状況は活発で、2025年夏の『ぬきたし THE ANIMATION』、2026年1月の『魔都精兵のスレイブ2』、2026年7月開始の『片田舎のおっさん、剣聖になるII』(ハヤブサフィルムとの共同制作)、そして2026年秋放送予定の『生徒会にも穴はある!』と、直近だけでも複数タイトルが並んでいます。
つまり、5期が動き出さない要因はスタジオの能力ではなく、制作ラインの空きと企画側の判断にあると推測されます。仮に近く企画が始動しても、アニメ制作には通常1年半〜2年を要するため、発表があってから放送までは最低でも1年半程度を見込む必要があります。
【独自分析②】原作ストックと消化ペースから5期の放送範囲を試算する
5期制作の前提となる原作ストックは潤沢です。2026年8月時点の原作状況を整理します。
| シリーズ | 状況(2026年8月時点) |
|---|---|
| 無印(ハイスクールD×D) | 全25巻で完結(2018年3月) |
| 真ハイスクールD×D(続編) | 既刊4巻(4巻は2020年2月20日発売)/5巻は準備中 |
| ハイスクールD×D DX(短編集) | 既刊8巻(DX.8『特級アクマのおしごと』2025年10月18日発売) |
| ジュニアハイスクールD×D(新シリーズ) | 既刊4巻(4巻『全国大会のブルームガーデン』2026年6月19日発売) |
| 累計発行部数 | 全世界780万部突破(2024年4月時点) |
アニメ各期の消化ペースを見ると、第1〜3期はそれぞれ全12話で原作2〜3巻程度を消化し、第4期「HERO」は原作第10巻の終わりまでを描き切りました。1クールあたり原作2〜3巻前後というのがこのシリーズのペースです。
したがって5期が制作される場合、原作第11巻『進級試験とウロボロス』からのスタートとなり、1クールなら13巻前後までが放送範囲になると推定されます。無印だけで25巻まで完結しているため、5期を1クール作っても残りストックは14巻分ほど残る計算です。原作不足が障害になる状況ではありません。
※この試算は過去の消化ペースを基にした当サイト独自の推定であり、公式発表ではありません。
アニメ以外のシリーズ展開は継続している
アニメの続報がない一方で、シリーズ自体は複数の形で動いています。判断材料として押さえておきたい動きは次の3点です。
1つ目は、2024年5月17日に刊行が始まった新シリーズ『ジュニアハイスクールD×D』です。著者は東雲立風、原案・監修を石踏一榮、イラストをみやま零が担当しており、2026年6月19日には4巻『全国大会のブルームガーデン』が発売されています。累計780万部突破と同時に発表されたシリーズで、刊行ペースも維持されています。
2つ目は、短編集『ハイスクールD×D DX』の継続です。DX.7が2022年3月に出た後、2025年10月18日にDX.8『特級アクマのおしごと』が刊行されました。本編続編にあたる『真ハイスクールD×D』も、著者が5巻を準備中であることをX上で公表しています。
3つ目は、2025年4月22日にHTML5ゲームプラットフォーム「G123」で正式サービスが始まったブラウザゲーム『ハイスクールD×D Operation paradise infinity』です。アニメシリーズを題材にした作品で、原作キャラクターが多数登場します。
これらはいずれもアニメ5期の制作を示すものではありませんが、IPとして展開が止まっていないことを示す材料ではあります。
アニメ5期の放送時期を現実的に予測する
ここまでの材料を整理すると、原作ストック・商業実績・IP展開の継続という好材料は揃っている一方で、4期終了から8年以上が経過してなお公式発表がないという事実が重くのしかかります。
アニメ制作には企画始動から放送まで通常1年半〜2年を要するため、2026年8月時点で発表がない以上、少なくとも2028年より前の放送はほぼ考えられません。仮に今後発表があったとしても、パッショーネの2026年のラインが埋まっていることを踏まえると、現実的には2028年以降が妥当な見通しと考えられます。過去の続編間隔から外れて久しい以上、近い時期の実現を前提にするのは難しい状況です。
アニメ5期で描かれると予想される物語の見どころ(ネタバレ控えめ)
見どころ①:原作11巻「進級試験とウロボロス」からの再開
アニメ5期は原作第11巻からのスタートが予想されます。第4期で大きく成長したイッセーが、悪魔・天使・堕天使という既存の枠組みを超えた相手と向き合うことになり、物語の舞台が一段広がる巻です。
見どころ②:各陣営が集う大規模レーティングゲーム
原作中盤以降で描かれる大規模なレーティングゲームは、複数の陣営が参加する大型イベントです。イッセーたちが積み上げてきた連携と戦力を総動員して強敵に挑む展開で、シリーズの中でも戦闘描写の比重が高い部分にあたります。
見どころ③:イッセーと眷属たちの関係の変化
11巻以降では、イッセーとリアスをはじめとする眷属たちの関係が段階的に変化していきます。主従関係の枠にとどまらない場面が増え、戦闘力の成長と並行して人物としての立ち位置が変わっていく点は、長く追ってきた読者にとって見どころになると予想されます。
5期を待つ間にできること
アニメ1〜4期を配信で見返す
放送から時間が経っていますが、シリーズ全4期は各種動画配信サービスで視聴できます。U-NEXT・DMM TV・dアニメストアなどの主要サービスでは無料お試し期間が用意されているため、5期に備えて1期から流れを追い直したい場合はこうしたサービスを利用するのが手軽です。
原作小説で続きを先に読む
アニメ第4期は原作第10巻の終わりまでを描いているため、第11巻『進級試験とウロボロス』から読み始めるとアニメの続きにそのままつながります。無印シリーズは全25巻で完結しているので、物語の区切りまで一気に読み進めることが可能です。なお、みしまひろじ氏によるコミカライズ版はアニメが到達した地点まで進んでいないため、続きを追うなら小説版が選択肢になります。
「ハイスクールD×D」アニメ5期に関するよくある質問
Q. アニメ5期はいつ放送されますか?
2026年8月時点で、公式からの制作発表はありません。制作に1年半〜2年かかることとパッショーネの稼働状況を踏まえると、もし制作される場合でも放送は2028年以降になる可能性が高いと考えられます。
Q. 打ち切りになったのですか?
公式に「打ち切り」が発表されたわけではありません。ただし4期終了から8年以上が経過しており、過去の続編間隔(最長でも約2年10ヶ月)を大きく超えている点は事実です。原作ストックと商業実績は残っているため可能性が完全に消えたとは言えませんが、続報がない状態が長期化しているのが現状です。
Q. アニメの続きは原作の何巻から読めますか?
アニメ第4期は原作第10巻の終わりまでを消化しているため、第11巻『進級試験とウロボロス』から読み始めるとスムーズに続きを楽しめます。
Q. 原作小説は完結していますか?
無印シリーズは全25巻で完結しています(2018年3月)。その後の続編『真ハイスクールD×D』は2026年8月時点で既刊4巻で、著者が5巻を準備中と公表しています。短編集『ハイスクールD×D DX』は2025年10月発売のDX.8まで、新シリーズ『ジュニアハイスクールD×D』は2026年6月発売の4巻まで刊行されています。
Q. 5期もパッショーネが制作しますか?
現時点で公式な発表はありません。第4期を担当した実績はありますが、同社は2026年に複数タイトルを抱えており、本シリーズも過去に3期→4期でTNKからパッショーネへ制作会社が変わった経緯があります。5期が実現する場合に同じスタジオが担当するとは限らないと見ておくのが妥当です。
まとめ:「ハイスクールD×D」アニメ5期の可能性と今後の展望
この記事の要点を整理します。
- 現状:2026年8月時点で5期の公式制作発表はなく「未定」。打ち切り発表もない。
- 課題:4期終了から約8年1ヶ月が経過し、過去の続編間隔(最長約2年10ヶ月)を大きく超過している。
- 好材料:無印全25巻完結という潤沢な原作ストック、累計780万部(2024年4月時点)の実績、新シリーズ『ジュニアハイスクールD×D』やゲーム『OPI』などIP展開の継続。
- 放送範囲の試算:5期は原作11巻『進級試験とウロボロス』からスタートし、1クールなら13巻前後までと推定。
- 放送時期予測:発表があってから1年半〜2年が必要なため、現実的には2028年以降。
- 今できること:配信でアニメ1〜4期を見返しつつ、原作第11巻以降で続きを先取りする。
5期の朗報がすぐに届く状況ではありません。ただし原作は完結済みで映像化できる範囲が15巻分近く残っており、シリーズ自体の刊行やゲーム展開も続いています。続報が出るとすれば公式サイトと公式Xが最初の情報源になるため、動きがあり次第この記事も更新します。

