2024年春の第1期、2025年夏の第2期と続いてきたアニメ「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」。主人公ロイドの規格外の魔術と、それを無邪気に探求する姿のギャップが支持を集め、シリーズは2期連続で放送されました。
そして「教会編」を描いた第2期の最終回で、第3期の制作決定が発表されています。関心はすでに「3期はあるのか」ではなく「いつ放送されるのか」に移っている段階です。
この記事では、2026年8月時点で判明している3期の情報を整理したうえで、制作会社「つむぎ秋田アニメLab」の稼働状況、原作の消化ペース、シリーズの商業的な推移という3つの角度から、放送時期と描かれる範囲を考察します。
「第七王子」3期は制作決定済み【2026年8月時点の最新情報】
結論から整理すると、状況は次のとおりです。
| 項目 | 2026年8月時点の状況 |
|---|---|
| 3期の制作 | 決定済み(第2期最終話で発表) |
| 発表時期 | 2025年9月24日放送の第2期最終回 |
| 放送時期 | 未発表 |
| キービジュアル・PV | 未公開 |
| スタッフ・キャストの続投 | 未発表 |
第2期は2025年7月9日から9月24日にかけてテレビ東京ほかで全12話が放送され、その最終話で3期の制作決定が告知されました。第1期から第2期への移行時も最終話付近での発表だったため、シリーズとして同じ告知の流れを踏襲した形です。
ただし、発表から1年近く経った2026年8月時点でも、放送時期・キービジュアル・PVといった続報は出ていません。「制作決定」というアナウンスのみが先行している状態です。今後の情報は以下の公式媒体で発表されると考えられます。
TVアニメ『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』公式サイト

『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』公式X(旧Twitter)

3期の放送はいつから?制作間隔から時期を考察
放送時期が未発表である以上、ここから先は推測になります。判断材料として、制作を担当するつむぎ秋田アニメLabの元請け作品の並びと放送間隔を整理しました。
つむぎ秋田アニメLabの元請け作品と制作間隔
| 作品 | 放送開始 | 前作からの間隔 |
|---|---|---|
| 明治撃剣-1874- | 2024年1月 | 元請け第1号作品 |
| 第七王子 第1期 | 2024年4月 | 約3ヶ月 |
| 第七王子 第2期 | 2025年7月 | 約15ヶ月 |
| 第七王子 第3期 | 未発表 | — |
注目したいのは、つむぎ秋田アニメLabが元請けとしてテレビシリーズを手掛けるようになったのが2024年からと比較的最近で、その元請け作品のほとんどが「第七王子」で占められている点です。他社作品への制作協力は並行して行っているものの、元請けラインとしては本作が中心に据えられていると見られます。3期が優先的に制作されやすい体制ではあると考えられます。
【予想】2026年内は考えにくく、2027年が有力
第1期の放送開始(2024年4月)から第2期の放送開始(2025年7月)までは約15ヶ月でした。この間隔をそのまま第2期終了(2025年9月)に当てはめると、計算上は2026年秋クールも候補に入ります。
しかし現実的には、その線は薄いと考えられます。テレビアニメは通常、放送の半年ほど前にキービジュアルやPV、放送時期の告知が行われます。第2期の場合も、2025年7月の放送に対して2025年2月に「7月放送決定」と追加キャストが発表されていました。同じスケジュール感であれば、2026年秋放送なら2026年春頃には具体的な告知が出ていたはずですが、2026年8月時点でその動きはありません。
これらを踏まえると、3期の放送は2027年内、なかでも2027年春から夏にかけてのクールが有力ではないかと予想されます。もっとも、あくまで過去の間隔と告知タイミングからの推定であり、公式発表があるまでは確定的なことは言えません。
制作会社「つむぎ秋田アニメLab」とは
第1期・第2期のアニメーション制作を担当しているのは、秋田県秋田市に本社を置くつむぎ秋田アニメLabです。
| 会社名 | 株式会社つむぎ秋田アニメLab |
|---|---|
| 設立 | 2017年4月(設立時は「つむぎ作画技術研究所」) |
| 本社 | 秋田県秋田市(2020年4月に現社名へ変更・移転) |
| 元請け第1号作品 | 明治撃剣-1874-(2024年1月) |
| 主な元請け作品 | 転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます(第1期・第2期) |
もともとは作画・仕上げ・撮影・背景といった工程を担う制作会社として東京で設立され、その後秋田へ本社を移しています。元請けとしてのシリーズ制作は2024年の『明治撃剣-1874-』が最初で、スタジオとしては新興の部類に入ります。
元請け経験が浅い一方で、第1期から第2期まで約15ヶ月という間隔を実現しており、この規模のスタジオとしては安定したペースといえます。監督の玉村仁氏、シリーズ構成の戸塚直樹氏、キャラクターデザイン・総作画監督の錦織成氏といった主要スタッフが2期を通して継続している点も、3期での座組維持を期待させる材料です。ただし、3期のスタッフ発表はまだ行われていません。
原作の消化ペースと3期で描かれる範囲
続編制作において、原作ストックの残量は重要な判断材料になります。2026年8月時点の刊行状況は以下のとおりです。
| 原作メディア | 刊行状況(2026年8月時点) |
|---|---|
| 漫画(講談社/マガジンポケット) | 既刊24巻(24巻は2026年8月7日発売)、連載中 |
| ライトノベル(講談社ラノベ文庫) | 既刊11巻、連載中 |
アニメは漫画10巻あたりまでを消化
アニメは漫画版をベースに進行しており、第1期・第2期を合わせた全24話で、漫画10巻の中盤(第89話付近)までが映像化されました。第2期の続きを原作で読む場合は、この10巻後半から読み始めることになります。
ここから消化ペースを逆算すると、1クール12話でおおよそ漫画5巻分を消化してきた計算になります。3期も同じ全12話構成で同程度のペースを維持すると仮定すれば、漫画15巻前後までが3期の範囲になると推定されます。ただし、章の区切り方によって前後する可能性は十分にあります。
いずれにせよ、既刊24巻に対して映像化済みは10巻程度であり、14巻分ほどのストックが残っている計算です。原作不足が3期以降の制作を妨げる要素にはならないと考えられます。
放送を待たずに教会編の続きを追いたい場合は、漫画10巻から読み進めるのが分かりやすい入口です。BOOK☆WALKER、Renta!、漫画全巻ドットコムなど、電子書籍ストアごとに価格や配信状況が異なるため、該当巻を比較して選ぶとよいでしょう。
シリーズの商業的な推移
製作委員会が続編に投資するかどうかを左右するのが、シリーズ全体の売れ行きです。「第七王子」は発行部数の伸びが公表されており、推移を追うことができます。
| 発表時点 | シリーズ累計発行部数 |
|---|---|
| アニメ化決定告知時(2023年) | 250万部 |
| 2025年5月 | 700万部 |
| 2026年1月 | 800万部 |
| 2026年2月 | 900万部 |
アニメ化が告知された時点の250万部から、約3年で900万部規模まで伸びています。特に第2期放送後の2025年後半から2026年初頭にかけての伸びが目立ち、アニメが原作の販売を押し上げる循環が機能していることがうかがえます。3期の制作決定が第2期の放送中に判断された背景にも、この数字があると考えられます。
3期の放送前に1期・2期を見返すなら
3期の放送までは、まだしばらく間が空くと見られます。第2期の教会編は登場人物が増え、話の筋も入り組んでいるため、放送前に1期から通して見返しておくと3期の導入をスムーズに追えます。
本作は複数の動画配信サービスで視聴でき、第2期はABEMAで先行配信も行われていました。U-NEXT、DMM TV、dアニメストアなどは配信作品のラインナップや月額料金が異なるため、無料お試し期間を使って自分に合うサービスを選ぶのが確実です。
アニメ「第七王子」の制作陣とキャスト
参考として、第1期・第2期の主要スタッフとキャストをまとめました。3期での続投は現時点で発表されていませんが、シリーズを通して同じ座組が維持されてきています。
主要制作スタッフ
| 役職 | 担当者 |
|---|---|
| 原作 | 謙虚なサークル |
| 漫画 | 石沢庸介 |
| キャラクター原案 | メル。 |
| 監督 | 玉村仁 |
| シリーズ構成 | 戸塚直樹 |
| キャラクターデザイン・総作画監督 | 錦織成 |
| 音楽 | R・O・N |
| アニメーション制作 | つむぎ秋田アニメLab |
主要キャスト
| キャラクター名 | 声優 |
|---|---|
| ロイド | 小市眞琴 |
| グリモ | ファイルーズあい |
| シルファ | Lynn |
| タオ | 関根明良 |
| レン | 高橋李依 |
| ジェイド | 島﨑信長 |
| ジリエル | 森久保祥太郎 |
| イーシャ | 石見舞菜香 |
アニメ「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」に関するよくある質問
「第七王子」3期の制作は決定していますか?
はい。2025年9月24日に放送された第2期最終話で、第3期の制作決定が発表されています。
3期はいつから放送されますか?
2026年8月時点で放送時期は発表されていません。第1期から第2期までの約15ヶ月という間隔と、これまでの告知タイミングを踏まえると、2027年の放送になると予想されます。
アニメの続きは原作の何巻から読めますか?
第2期は漫画10巻の中盤(第89話付近)までを映像化しています。続きを読む場合は漫画10巻からが目安です。漫画は2026年8月時点で24巻まで刊行されています。
スタッフや声優は3期も続投しますか?
3期のスタッフ・キャストは発表されていません。ただし第1期・第2期では監督の玉村仁氏、ロイド役の小市眞琴さんをはじめとする主要な座組が継続していたため、3期でも続投する可能性が高いと考えられます。
3期では原作のどこまで描かれますか?
公式には発表されていません。第1期・第2期が全24話で漫画10巻中盤までを消化したペースから逆算すると、3期が全12話であれば漫画15巻前後までが範囲になると推定されます。
まとめ
この記事の要点を整理します。
- 現状: 3期の制作決定は発表済み(2025年9月24日、第2期最終話にて)。放送時期・キービジュアル・スタッフは未発表。
- 放送時期予想: 2026年8月時点で具体的な告知がないことから2026年内は考えにくく、2027年、なかでも春から夏のクールが有力と予想される。
- 原作ストック: 漫画は既刊24巻に対し映像化済みは10巻程度。14巻分ほどの余裕があり、3期以降も原作面の不安はない。
- 3期の範囲: これまでの消化ペースから、漫画15巻前後までと推定される。
- 今できること: 漫画10巻から教会編の続きを追う、あるいは配信で1期・2期を見返して3期に備える。
制作決定という最大のハードルはすでに越えており、あとは放送時期の発表を待つ段階です。続報が出れば公式サイトと公式Xで告知されるため、そちらを確認しつつ、ロイドの魔術探求の続きを待ちましょう。

