2018年の第1期放送開始から、3期にわたるTVシリーズと劇場版で展開されてきた「転生したらスライムだった件」(転スラ)。2026年4月3日からは待望のTVアニメ第4期がスタートし、現在は7月3日から始まった第2クールが放送中です。
この第4期は、公式が「分割5クール」と発表した大型企画です。つまり、いま放送されている連続2クールは全体の前半にあたり、まだ3クール分の物語が残っています。しかし、その第3クール以降がいつ放送されるのかは、本記事執筆時点(2026年8月)でまだ公表されていません。
この記事では、第4期の続き(第3クール以降)がいつから放送されるのかという時期の予想を軸に、これまでのシリーズの放送間隔や制作会社エイトビットの状況、原作の消化ペース、そして2026年2月に公開された劇場版第2弾『蒼海の涙編』の情報までを整理して解説します。
【現状整理】第4期は「分割5クール」、第3クール以降の時期は未発表
まず、2026年8月時点で公式に判明している情報を整理します。TVアニメ「転生したらスライムだった件 第4期」は、2025年12月の発表で分割全5クールという構成が明らかにされ、そのうち第1・第2クールが2026年4月から連続で放送されています。
| 作品名 | TVアニメ「転生したらスライムだった件 第4期」 |
| 構成 | 分割全5クール |
| 第1クール | 2026年4月3日放送開始 |
| 第2クール | 2026年7月3日放送開始(放送中) |
| 第3クール以降 | 放送時期未発表(2026年8月時点) |
| 放送枠 | 日本テレビ系「FRIDAY ANIME NIGHT」毎週金曜23時ほか、BS11ほかでも放送 |
| アニメーション制作 | エイトビット |
ポイントは、第3クール以降が「制作されるかどうか未定」の状態ではないという点です。5クール構成であること自体は発表済みのため、残り3クールの放送は確定しており、公表を待っているのは時期だけということになります。この点で、続編の有無から不透明な多くの作品とは状況が異なります。
今後の続報は、以下の公式サイトと公式Xアカウントで告知されます。
TVアニメ『転生したらスライムだった件』公式サイト

『転生したらスライムだった件』公式X(旧Twitter)
第3クール以降はいつから?放送時期を予想
連続2クールの放送は2026年9月頃に一区切りを迎える見込みです。その後、第3クールがどのタイミングで始まるのかを、過去の実績から考えてみます。
第2期の分割実績が最大の手がかり
転スラは第2期でも分割放送を経験しています。2021年1月から3月に第1部を放送し、間に外伝アニメ「転スラ日記」を挟んで、同年7月から9月に第2部を放送するという形でした。このときの分割の間隔は約3か月です。
| シリーズ | 放送時期 | 前シリーズ終了からの間隔 |
|---|---|---|
| 第1期 | 2018年10月~2019年3月 | – |
| 第2期 第1部 | 2021年1月~3月 | 約1年10か月 |
| 第2期 第2部 | 2021年7月~9月 | 約3か月(分割) |
| 第3期 | 2024年4月~9月 | 約2年7か月 |
| 第4期 第1・2クール | 2026年4月~(放送中) | 約1年7か月 |
この表から読み取れるのは、シリーズをまたぐ間隔は2年前後と長い一方、同一シリーズ内の分割では3か月程度の短い間隔で戻ってきた実績があるということです。第4期も同じ「一つのシリーズの中の分割」であるため、期をまたぐときのような2年以上の空白になる可能性は低いと考えられます。
ただし、第2期のときは3クール分の規模だったのに対し、今回は5クールという桁違いの物量です。第2期と同じ3か月間隔で2027年1月クールに戻ってくる可能性もありますが、制作スケジュールに余裕を持たせて2027年春(4月)前後になると予想する見方も現実的でしょう。いずれにせよ、2027年内のどこかで第3クールが始まるという見立てが妥当なところです。
制作会社エイトビットの並行案件から見る余力
放送時期を左右するもう一つの要素が、制作を担当するエイトビットのラインの空き具合です。同社が抱える主要シリーズの動きを整理すると、次のようになります。
| 作品 | 直近の展開 | 続編の状況 |
|---|---|---|
| 転生したらスライムだった件 | 第3期 2024年4月~9月 | 第4期を2026年4月から分割5クールで展開中 |
| ブルーロック | 第2期 2024年10月~12月 | 続編「ブルーロック ネオ・エゴイストリーグ」の制作が決定 |
| 魔法科高校の劣等生 | 第3シーズン 2024年 | 劇場版「四葉継承編」を2026年5月8日に公開 |
エイトビットは転スラ第4期の放送と並行して劇場版「魔法科高校の劣等生 四葉継承編」を公開しており、さらにブルーロックの続編も控えています。分割5クールという構成を選んだ背景には、こうした複数タイトルを抱えながら品質を維持するための現実的な判断があったと推測されます。裏を返せば、5クールを走り切る前提でスケジュールが組まれているとも考えられ、大きな間隔を空けずに第3クールへ移行する可能性は十分にあります。
第1・2クールで描かれた範囲と原作消化ペース
第3クール以降の内容を推し量るために、まずアニメが原作のどこまで進んだかを確認しておきます。
| シリーズ | 原作(小説)の対応範囲 |
|---|---|
| 第1期 | 1巻~4巻途中 |
| 第2期 | 5巻~7巻途中 |
| 第3期 | 7巻~9巻(魔都開国編) |
| 第4期 第1・2クール | 10巻「魔人暗躍編」以降とみられる |
第3期は開国祭を描いた原作9巻までで終了しており、第4期はその直後の10巻からのスタートです。公式に公開されたあらすじでも、人魔共栄圏の実現に向けて動き出した魔国連邦に対し、シルトロッゾ王国五大老の長である元勇者グランベル・ロッゾと孫娘マリアベルが策謀を巡らせること、黄金郷エルドラドで魔王レオンが動き出すこと、そして一人の勇者が目覚めようとしていることが示されています。
1クールあたり原作2巻強を消化するペースで進んでいるとみられ、これは第3期の1クールあたり約1.5巻より速い進行です。連続2クールで原作12巻前後まで到達する計算になりますが、正確な区切りは今後の放送で確定します。
第4期を途中から知った方や、第3期までの流れを復習しておきたい方は、動画配信サービスで過去シリーズをまとめて視聴できます。第4期はU-NEXT、dアニメストア、DMM TV、ABEMAプレミアムなど複数のサービスで見放題配信されており、無料お試し期間を使えば第1期から一気に追いつくことも可能です。
第3クール以降は「帝国侵攻編」へ突入か
第1・2クールが原作12巻前後までを描くとすると、残る3クールではその先の「帝国侵攻編」にあたるエピソードが中心になると予想されます。皇帝ルドラ率いる東の帝国が魔国連邦(テンペスト)へ本格的に侵攻する、シリーズ屈指の大規模戦闘が描かれるパートです。
ただし、どの巻をどのクールに割り振るかは公式から発表されていません。5クールという長尺であることを踏まえると、帝国侵攻編に加えてその先の展開まで踏み込む可能性もありますが、現時点ではあくまで原作の巻構成からの推測にとどまります。
原作は全23巻で完結済み
大きなトピックとして、原作ライトノベル(GCノベルズ)は2025年11月29日発売の第23巻をもって本編が完結しています。アニメが10巻台を映像化している段階のため、映像化されていないエピソードのストックはまだ10巻以上残っている計算になります。物語の結末までがすでに書き切られている状態でアニメが進行しているため、原作待ちによる長期中断のリスクは小さいと言えます。
放送中のクールの先が気になる方は、アニメの続きにあたる原作12巻以降から読み進めるのが分かりやすい入り口です。BOOK☆WALKER、Renta!、漫画全巻ドットコムなどで該当巻を単巻から購入でき、価格や配信形式を比べて選べます。
劇場版第2弾『蒼海の涙編』は2026年2月に公開済み
第4期と同時に制作が発表されていた劇場版第2弾は、『劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編』というタイトルで2026年2月27日に全国348館で公開されました。
| タイトル | 劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編 |
| 公開日 | 2026年2月27日 |
| ストーリー | 原作者・伏瀬による原案&完全監修の完全新作オリジナル |
| 舞台 | 水竜を守り神と崇める海底の国「カイエン国」 |
| 興行成績 | 公開6日間で動員28万人、興行収入3.7億円を突破 |
2022年公開の第1弾「紅蓮の絆編」と同様、原作本編とは別軸のオリジナルストーリーです。すでにBlu-ray&DVDの発売が決定しているほか、配信についてはU-NEXTでの独占配信が発表されています。劇場で見逃した方も、順次視聴できる環境が整いつつあります。
第4期のスタッフ・キャスト
第4期では制作体制に変更があり、第3期まで監督を務めた中山敦史が監修に回り、新たに津田尚克が監督を担当しています。アニメーション制作は引き続きエイトビットです。
主要スタッフ
| 役職 | 担当者 |
|---|---|
| 監督 | 津田尚克 |
| 副監督 | 安田賢司 |
| 監修 | 中山敦史 |
| シリーズ構成 | 小川ひとみ |
| キャラクターデザイン | 江畑諒真 |
| 音楽 | R・O・N |
| アニメーション制作 | エイトビット |
主要キャスト
| キャラクター名 | 声優 |
|---|---|
| リムル=テンペスト | 岡咲美保 |
| ヴェルドラ=テンペスト | 前野智昭 |
| ベニマル | 古川慎 |
| シュナ | 千本木彩花 |
| シオン | M・A・O |
| ディアブロ | 櫻井孝宏 |
| テスタロッサ | 内山夕実 |
| ウルティマ | 富田美憂 |
| カレラ | 長谷川育美 |
第4期の目玉の一つが、リムルによって名を与えられた原初の悪魔three人娘――テスタロッサ(内山夕実)、ウルティマ(富田美憂)、カレラ(長谷川育美)の本格登場です。第2クールのキービジュアルでも彼女たちが大きく扱われており、物語の中心に据えられていることがうかがえます。第2クールの主題歌はオープニングがDaokoの「TACTIC」、エンディングが田所あずさの「ヒムナル」です。
アニメ「転スラ」第4期に関するよくある質問
第4期の続き(第3クール)はいつから放送されますか?
2026年8月時点で放送時期は未発表です。第4期が分割5クール構成であることは公式に発表済みのため放送自体は確定しており、第2期の分割時に約3か月の間隔を空けて再開した実績を踏まえると、2027年内の開始が有力と予想されます。
第4期は原作のどこまで描かれますか?
第4期は原作小説10巻「魔人暗躍編」からスタートしています。全5クールという規模から、帝国侵攻編にあたる範囲までが映像化されると予想されますが、公式にどの巻までとは発表されていません。
原作小説は完結していますか?
はい。原作ライトノベルは2025年11月29日発売の第23巻で本編が完結しました。アニメ化されていないエピソードは10巻分以上残っています。
第5期はありますか?
第5期に関する発表はありません。ただし今回の第4期は5クール規模で、その中に通常であれば複数シーズン分に相当する内容が含まれています。第4期完結後に原作の残りが映像化される可能性は残りますが、現時点では未確定です。
まとめ
- 現状: 第4期は2026年4月に放送開始し、7月3日から第2クールを放送中。全体は分割5クール構成。
- 第3クール以降: 放送は確定済みだが時期は未発表。過去の分割実績から2027年内の開始が有力と予想される。
- 内容: 第1・2クールは原作10巻「魔人暗躍編」以降。残り3クールでは帝国侵攻編が中心になると予想される。
- 劇場版第2弾: 『蒼海の涙編』が2026年2月27日に公開済み。伏瀬原案・完全監修の完全新作オリジナル。
- 原作: 小説は2025年11月29日発売の第23巻で本編完結。映像化ストックは十分に残っている。
第4期は前半2クールを走り終えようとしている段階で、リムルとロッゾ一族の対立や勇者をめぐる物語がいよいよ大きく動き出しています。残り3クールの放送時期については、連続2クールの完結タイミングに合わせて告知される可能性が高いと考えられます。続報は公式サイトと公式Xで随時確認しておくとよいでしょう。

