謎の死を遂げたヒロインが、愛読していた小説の脇役・レリアナに転生し、決められた結末を変えるために公爵・ノアと契約を交わす『彼女が公爵邸に行った理由』。知略で生き残ろうとする彼女と、腹黒ながら次第にレリアナへ惹かれていくノアの掛け合いが支持を集め、2023年4月から6月にかけて放送されたアニメ第1期を経て、物語の続きを描く第2期を待つ声が続いています。
2026年8月時点で、アニメ第2期の制作に関する公式発表はありません。加えて、第1期を手掛けた制作会社・颱風グラフィックスが2026年7月に民事再生法の適用を申請したことが報じられ、続編の見通しを考えるうえで無視できない変化が生じています。この記事では、制作会社の現状、すでに完結した原作漫画のストック状況、近年の続編制作間隔の傾向を整理し、第2期の可能性を事実ベースで確認していきます。
『彼女が公爵邸に行った理由』2期のアニメ放送日はいつ?最新の制作状況
まずは、第2期に関する現時点で確認できる事実を整理します。
2026年8月現在も公式から第2期制作の発表はない
公式サイトおよびアニメ公式X(@koshakutei)を確認する限り、2026年8月時点で第2期の制作決定に関する発表は行われていません。一部で「2期が決定した」とする情報も見られますが、制作委員会や配信各社からの正式なアナウンスは確認できず、現時点では未確定と判断するのが妥当です。制作中止といった発表も出ていないため、続編は「決定でも中止でもない」状態にあると整理できます。
続報を待つ間はVOD配信で第1期を見返しておくと安心
アニメ第1期(全12話)は、U-NEXT・dアニメストア・DMM TVといった動画配信サービスで視聴できます(配信状況は各サービスの最新情報を確認してください)。続報が出た際にスムーズに物語へ戻れるよう、待機期間中に第1期を見返しておくのは有効です。各サービスは新規登録時に無料トライアル期間やポイント付与を用意している場合があり、まずは登録して第1期を確認しておくのがおすすめです。
制作会社「颱風グラフィックス」の動向から2期の可能性を読み解く
第2期の実現性を考えるうえで、第1期を制作したスタジオの現状は重要な判断材料です。ここでは事実関係を確認したうえで、放送時期を考察します。
颱風グラフィックスが2026年7月に民事再生法を申請
第1期のアニメーション制作を担当したのは颱風グラフィックス(監督:山元隼一)です。同社は2014年設立で、劇場版『デジモンアドベンチャー tri.』などを手掛けてきました。しかし各社報道によると、同社は2026年7月9日に東京地方裁判所へ民事再生法の適用を申請し、負債は2025年4月期末時点で約11億8200万円とされています。民事再生は破産・清算とは異なり、事業を継続しながら再建を目指す手続きです。実際に前橋スタジオの再編なども進めていると報じられており、会社が消滅したわけではありません。ただし、当面は制作体制の立て直しが優先されると考えられ、続編のような新規プロジェクトの着手時期は以前より見通しづらくなったと言えます。仮に第2期が動く場合でも、同じスタジオが継続して手掛けるのか、体制がどう変わるのかは現時点で確定していません。
近年の続編制作間隔から放送時期を考察
続編の放送時期を占ううえで、近年の異世界・ファンタジー系作品が第1期から第2期までどの程度の期間を要したかは一つの目安になります。以下は代表的な作品の第1期・第2期の放送年をまとめたものです。
| 作品名 | 第1期 | 第2期 | 間隔の目安 |
|---|---|---|---|
| オーバーロード | 2015年 | 2018年 | 約2年半 |
| 盾の勇者の成り上がり | 2019年 | 2022年 | 約3年 |
| Re:ゼロから始める異世界生活 | 2016年 | 2020年 | 約4年 |
| 無職転生 | 2021年 | 2023年 | 約2年半 |
この目安に当てはめると、2023年放送の第1期から2〜4年後は本来2025〜2027年ごろにあたります。しかし本作の場合、制作会社が2026年7月に民事再生手続きに入ったことで、通常の続編スケジュールをそのまま当てはめにくい状況になりました。仮に続編が決定したとしても、制作体制が固まってからの始動になると考えられ、放送は早くても数年先になる可能性が高いと予想されます。あくまで推測の域を出ませんが、続報は焦らず待つ姿勢が現実的です。
原作はすでに完結!『彼女が公爵邸に行った理由』の続きは漫画で何巻から?
アニメの続きが気になる場合、原作漫画を読むのが最も確実です。原作の完結状況と、アニメがどこまで描いたのかを整理します。
原作漫画は全14巻で完結(2025年6月に最終巻発売)
本作は韓国発のウェブトゥーンを原作とし、漫画版(FLOS COMIC/KADOKAWA)は最終13・14巻が2025年6月5日に同時発売され、全14巻で完結しました。物語は結末まで描き切られているため、続編アニメ化に必要な原作ストックはすでに十分に存在します。原作が完結済みという点は、いつ続編が動いても物語の着地点が定まっているという意味で、制作面ではプラスに働く材料です。
アニメ1期の消化範囲は原作おおむね5巻前半まで
アニメ第1期(全12話)は、レリアナが公爵邸に入り、ノアと契約を結んで生き残りを図る導入部を中心に構成されていました。原作漫画に照らすと、おおむね1巻から5巻前半あたりまでを描いた計算になります。最終話では、ノアが異母兄である国王シアトリヒと対面する場面や、レリアナが原作小説の展開を確かめようと動く場面が描かれ、物語はここから宮廷をめぐる駆け引きへと本格的に踏み込んでいきます。第2期が制作される場合は、この5巻後半以降が対象になると見られます。
続きを読むなら原作漫画6巻からがおすすめ
アニメの続きをすぐに知りたい方は、原作漫画の6巻あたりから読み進めると、第1期のラストからの流れを追いやすくなっています。漫画版は全14巻で完結しているため、アニメの続きから最終回までを一気に読み通すことが可能です。電子書籍ストアではBOOK☆WALKER・Renta!・漫画全巻ドットコムなどで配信されており、価格やクーポン、取り扱い巻を比較したうえで、アニメの続きにあたる6巻から購入して読み始めるのがおすすめです。
『彼女が公爵邸に行った理由』の主要キャラクターとキャスト
第1期のキャラクターと担当声優を、あらためて確認しておきます。
レリアナ・マクミラン(CV:宮本侑芽)
自身の死の運命を回避するため、知略を駆使して公爵と渡り合う転生ヒロイン。宮本侑芽さんが、冷静さとコミカルさを併せ持つレリアナを演じています。
ノアボルステア・ウィンナイト(CV:梅原裕一郎)
端正な容姿の裏に腹黒さと野心を秘めた公爵。梅原裕一郎さんの落ち着いた声が、ノアのミステリアスな魅力を支えています。
アダム・テイラー(CV:梅田修一朗)
レリアナに忠誠を誓う専属騎士アダムを、梅田修一朗さんが演じています。ウィンナイト家を取り巻く面々の存在は、レリアナとノアの契約関係に影響を与える重要な要素です。
『彼女が公爵邸に行った理由』2期に関するよくある質問
読者から多い疑問について、現状を整理します。
アニメ2期が制作中止になったという噂は本当ですか?
公式から制作中止という発表は出ていません。ただし、第1期を制作した颱風グラフィックスが2026年7月に民事再生法を申請しており、続編の見通しは以前より不透明になっています。中止が決まったわけではなく、あくまで「未定」の状態と理解するのが正確です。
原作漫画は全何巻で完結していますか?
原作漫画は全14巻で完結しています。最終13・14巻は2025年6月に発売され、レリアナとノアの物語は結末まで描かれています。
アニメの続きは原作漫画のどこから読めますか?
アニメ第1期は原作漫画のおおむね5巻前半までを描いています。続きを読むなら、6巻あたりから読み始めるとアニメのラストからの流れをつかみやすくなっています。
まとめ:制作会社の動向を見守りつつ原作で続きを追おう
『彼女が公爵邸に行った理由』第2期は、2026年8月時点で公式発表がなく、未定の状態が続いています。原作漫画が全14巻で完結し、続編に必要なストックが揃っている一方で、第1期を制作した颱風グラフィックスが2026年7月に民事再生法を申請したことで、続編の始動時期はより読みにくくなりました。中止と決まったわけではありませんが、当面は制作体制の再建が優先されると考えられ、続報は焦らず待つのが現実的です。
アニメの続きが気になる方は、原作漫画の6巻以降を読むことで、レリアナとノアの物語を結末まで見届けられます。契約から始まった二人の関係が、宮廷の駆け引きを経てどう変化していくのか。続報を待つ間は、完結済みの原作でその答えを確かめてみてください。動きがあり次第、この記事も最新情報に更新していきます。


