一大ブームを巻き起こしたDMMO-RPG「ユグドラシル」のサービス終了日に異世界へと転移してしまった主人公・アインズ・ウール・ゴウン。彼が絶対的な忠誠を誓う「ナザリック地下大墳墓」の配下たちと共に圧倒的な力と知略で世界を蹂躙していくダークファンタジーの金字塔『オーバーロード』。
2015年の第1期から第4期までのTVシリーズに加え、2024年に公開された『劇場版 オーバーロード 聖王国編』が興行収入10億円を突破する大ヒットを記録しました。この記事では、アニメ第5期の制作可能性・続報がない理由・原作ストックの状況・放送時期の予測を解説します。さらにこの記事独自の試みとして、シリーズの制作間隔データと原作の巻構成から、5期の放送時期と放送範囲を具体的に試算します。
この記事でわかること
- アニメ第5期の公式発表状況(2026年6月時点)
- シリーズの制作間隔データから試算する放送時期
- 原作の巻構成から試算する5期の放送範囲
- 原作小説のストック状況と完結予定
- 5期で描かれる物語の見どころ
「オーバーロード」アニメ第5期の現状:公式発表なし
結論から先にお伝えすると、2026年6月現在、アニメ『オーバーロード』第5期に関する公式な制作発表は行われていません。
なお公式サイト・公式SNSでは現在もゲームコラボ・グッズ展開・イベントの告知が精力的に続けられており、IPとしての活動は活発に継続しています。
アニメシリーズの基本情報
| シーズン | 放送期間 |
|---|---|
| 第1期 | 2015年7月〜9月 |
| 第2期(オーバーロードII) | 2018年1月〜4月 |
| 第3期(オーバーロードIII) | 2018年7月〜10月 |
| 第4期(オーバーロードIV) | 2022年7月〜9月 |
| 劇場版『聖王国編』 | 2024年9月20日公開(興行収入10億円超) |
主要スタッフ(第4期)
| 役職 | 担当者 |
|---|---|
| 原作 | 丸山くがね(KADOKAWA刊) |
| キャラクター原案 | so-bin |
| 監督・構成・脚本 | 伊藤尚往 |
| シリーズ構成・脚本協力 | 菅原雪絵 |
| キャラクターデザイン・総作画監督 | 田﨑聡 |
| アニメーション制作 | マッドハウス |
主要キャスト
- アインズ・ウール・ゴウン(CV:日野聡):骸骨の姿を持つ絶対的な支配者。内心は元サラリーマンの小市民的なプレッシャーに悩まされる。
- アルベド(CV:原由実):守護者統括。アインズへの狂信的な愛情と忠誠心を持つ。
- シャルティア(CV:上坂すみれ):可憐な外見の残虐な吸血鬼。アルベドとアインズの正妻の座を争う。
- アウラ(CV:加藤英美里):魔獣を使役するダークエルフ。明るく元気な性格。
- マーレ(CV:内山夕実):強大な自然魔法を操る双子の片割れ。
- デミウルゴス(CV:加藤将之):ナザリックの最高頭脳を誇る悪魔。
- コキュートス(CV:三宅健太):武士道を重んじる巨大な虫型戦士。
- セバス(CV:千葉繁):紳士的な執事。人間に対しても慈悲の心を持つ。
【独自分析①】シリーズの制作間隔から5期の放送時期を試算する
第5期の放送時期を、これまでのシリーズの放送間隔という実データから試算します。
| シーズン | 放送時期 | 前シーズンからの間隔 |
|---|---|---|
| 第1期 | 2015年7月 | — |
| 第2期 | 2018年1月 | 約2年6か月 |
| 第3期 | 2018年7月 | 約6か月(2期と同年) |
| 第4期 | 2022年7月 | 約3年9か月 |
| 劇場版 | 2024年9月 | 第4期から約2年 |
このシリーズは2〜3年程度のスパンで新作が制作されてきました。劇場版(2024年9月)から数えると、過去のスパンに当てはめれば2026〜2027年頃が次の展開時期にあたります。ただし第5期には後述する「原作の刊行状況」という独自の制約があるため、単純な間隔だけでは判断できません。この点が他のシリーズと大きく異なります。
【独自分析②】原作の巻構成から5期の放送範囲を試算する
原作のストック状況を整理します。
| 原作メディア | 状況(2026年6月時点) |
|---|---|
| ライトノベル(KADOKAWA) | 既刊16巻(2022年7月29日発売)・17巻発売日未定 |
| 完結予定 | 全18巻(作者より公表) |
アニメ第4期は原作9〜11巻を、劇場版『聖王国編』は原作12〜13巻を映像化しました。つまり映像化されていないのは14巻以降です。ここで巻構成に注目すると、15巻・16巻は「半森妖精の神人」編の上下巻でひとつのまとまりを成しています。
この構成から、5期の範囲について有力な推測が立てられます。14巻〜16巻(半森妖精の神人編を含む)を第5期として映像化し、未刊行の17・18巻(完結編)を第6期に回すという2段階構成です。この見立てなら、5期は現時点の既刊16巻だけで制作可能で、17・18巻の刊行を待たずに動けることになります。
| 構成の試算 | 映像化範囲 | 必要な原作 |
|---|---|---|
| 第5期 | 原作14〜16巻(半森妖精の神人編ほか) | 既刊で制作可能 |
| 第6期(完結編) | 原作17〜18巻 | 17・18巻の刊行待ち |
この見立てが正しければ、5期は原作の刊行を待つ必要がないため、マッドハウスの制作ラインさえ確保できれば動ける状況です。一方で完結編となる6期は17・18巻の刊行が前提になります。5期と6期で制作のボトルネックが異なるのがこの作品の特徴です。
※この試算は巻構成を基にした当サイト独自の推定であり、公式発表ではありません。実際の構成・話数によって変動します。
制作会社「マッドハウス」の現状
マッドハウスは1972年設立の老舗アニメ制作スタジオです。『HUNTER×HUNTER』『葬送のフリーレン』など数々のメガヒット作を手掛け、重厚な演出と卓越した作画クオリティに定評があります。なお『ワンパンマン』については第1期のみマッドハウスが担当し、第2期以降はJ.C.STAFFが引き継いでいます。
同社は2026年も『葬送のフリーレン』第2期・『LIAR GAME』・『淡島百景』など大型タイトルで制作ラインが埋まっている状況です。仮に第5期のプロジェクトが動いているとしても、実際に放送枠を確保できるのは早くとも2027年以降になる可能性が高いと考えられます。
原作の完結予定について
作者の丸山くがね先生は16巻巻末の後書きにて「残り2巻で終わりにする」「17巻と18巻をできるだけ近いタイミングで出したい」と言及しており、全18巻での完結が予定されています。アニメの完結編(第6期相当)を制作するには、この17・18巻の刊行が前提になります。16巻発売(2022年7月)から既に長期間が経過しているため、原作の刊行状況が今後のアニメ展開を左右する最大の要因です。
もし第5期が制作されたら?描かれる物語の見どころ
エルフの国への侵攻とアウラ・マーレの活躍
原作15〜16巻の「半森妖精の神人」編では、エルフの国を舞台にアウラとマーレが活躍します。普段は愛らしい双子ですが、階層守護者としての圧倒的な力を見せつける戦闘シーンは映像化映えする場面です。5期の中心エピソードになると見込まれます。
スレイン法国との決着
ファンが最も映像化を待ち望んでいるのが、かつてシャルティアを洗脳した元凶であるスレイン法国との因縁の対決です。ナザリックの総力を挙げた蹂躙劇は、シリーズ最大のクライマックスの一つとなるはずです。これは完結編で描かれる見込みです。
「オーバーロード」第5期に関するよくある質問
Q. 第5期の放送はいつになりますか?
現時点で公式からの発表はなく未定です。マッドハウスの制作ライン状況を考慮すると、早くとも2027年以降が現実的な見通しです。なお5期が原作14〜16巻を描く構成であれば、原作の刊行を待たずに制作可能と試算されます。
Q. 劇場版『聖王国編』は原作の何巻にあたりますか?
原作小説の第12巻・第13巻の内容をアニメ化したものです。第4期と同じ時系列で起きていた出来事として描かれています。
Q. 原作小説はいつ完結しますか?
全18巻での完結が予定されています。現在の最新刊は16巻(2022年7月29日発売)で、17・18巻の発売日は未定のままです。作者は「17巻と18巻をできるだけ近いタイミングで出したい」と述べています。
Q. 今すぐアニメの続きを読むには何巻から?
劇場版『聖王国編』が原作12〜13巻まで映像化しているため、続きは原作14巻以降から読み進めることができます。16巻まで発売中です。
まとめ:「オーバーロード」第5期の可能性と今後の展望
この記事の要点を整理します。
- 現状:第5期の公式制作発表はなく「未定」。
- 放送時期の試算:シリーズは2〜3年スパンで展開。マッドハウスのライン状況から早くとも2027年以降が現実的。
- 放送範囲の試算:5期は原作14〜16巻(半森妖精の神人編ほか)、完結編となる6期が17〜18巻という2段階構成が有力。
- ポイント:5期は既刊で制作可能だが、完結編は17・18巻の刊行が前提。原作の刊行状況が今後を左右する。
- 今できること:原作14巻以降でアニメの続きを先取りしながら、公式からの発表を待とう。
第5期の放送はまだ先になる可能性がありますが、原作は完結に向けて動いており、IPとしての熱量も維持されています。至高の御方たちの軌跡を原作で先取りしながら、公式からの吉報を待ちましょう。

