「あの異世界アニメの続き、いつやるんだろう?」
「制作決定とは聞いたけど、その後の情報が出てこない」
毎クール多数が放送される「なろう系・異世界転生」アニメ。放送終了後に情報が途絶えたまま、気づけば数年が経っていたというケースは珍しくありません。
この記事では、当サイト「アニゾク」が個別に追いかけてきたなろう系・ライトノベル原作アニメの続編(2期・3期以降)の制作状況を、2026年8月時点の情報にそろえて20作品分まとめます。
2026年は状況が大きく動いた年でした。『リゼロ』第4期、『転スラ』第4期、『無職転生Ⅲ』、『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です2』が同じ年に出そろい、10月には『転生したら剣でした』第2期が控えています。一方で、「制作決定」から先に進まないまま止まっている作品も残っています。
公式発表がある作品は発表内容のまま、発表がない作品は「発表されていない」と明記した上で、制作会社の稼働状況や原作ストックから見た見通しを添えました。気になる作品があれば、各作品の詳細記事も参考にしてください。
なぜ「なろう系」アニメは続編が作られやすいのか
Web小説発の作品は、アニメ化の時点で原作が10巻以上刊行されていることが多く、続編を作る際の原作ストック不足が起きにくいという特徴があります。加えて、海外配信プラットフォームでの視聴数が制作費回収の柱になっており、国内の円盤売上だけで判断されていた時代とは前提が変わりました。
ただし、続編が作られるかどうかを実際に左右しているのは制作ラインの空き状況です。以下で見ていくとおり、原作ストックも人気も十分なのに数年単位で動きがない作品は、制作会社が他の大型タイトルを抱えているケースが目立ちます。
1. 【2026年に放送中・放送予定】今まさに見られる作品
まずは2026年内に放送中、または放送開始が確定している作品です。
Re:ゼロから始める異世界生活(4期・放送中)
第4期は全19話の分割2クール構成で、前半「喪失編」全11話が2026年4月8日から6月17日まで放送されました。後半「奪還編」全8話は2026年8月12日から放送中です。
描かれているのは原作第6章「プレアデス監視塔」編で、文庫21〜25巻に相当します。記憶を失ったスバルという、これまでの積み重ねが通用しない状況から物語が始まる章で、「喪失」と「奪還」というサブタイトルはその構成をそのまま示しています。第4期でこの第6章がほぼ完結する見込みです。
TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』公式サイト
『Re:ゼロから始める異世界生活』公式X(旧Twitter)

転生したらスライムだった件(4期・放送中)
第4期は2026年4月3日から連続2クールで放送中です。日本テレビ「FRIDAY ANIME NIGHT」枠での放送で、第4期全体では分割5クールという長期構成が発表されています。TVシリーズとしては異例の規模です。
内容は原作小説10巻「魔人暗躍編」から。前シーズンまでの国づくり編から、他国との駆け引きが前面に出る展開へ移っていきます。なお劇場版第2弾も制作が発表されていますが、公開時期の詳細は明らかになっていません。

無職転生 ~異世界行ったら本気だす~(3期・放送中)
『無職転生Ⅲ』は2026年7月5日から放送中(毎週日曜24時、TOKYO MX・BS11ほか)。制作は第1期から続くスタジオバインドです。
第2期の第2クールで描かれた「転移迷宮編」を経て、第3期は原作小説13巻から。PVでは「エリス修行編」の展開が示されており、第2期のラストで離れた関係のその後が扱われます。第2期完結(2024年6月)から約2年での再開となりました。

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です(2期・放送中)
第1期の放送から4年以上が空きましたが、『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です2』は2026年7月8日から放送中です。TOKYO MX・BS日テレ・AT-Xほかで放送され、ABEMAとdアニメストアで先行配信されています。
舞台は「アルゼル共和国」へ移り、リオンとマリエの関係にも新たな事実が加わります。制作は第1期に続きENGI。同社は他の大型タイトルも抱えており、間隔が空いた要因のひとつと考えられます。

転生したら剣でした(2期・2026年10月放送開始)
剣に転生した「師匠」と黒猫族の少女フランの物語。第2期は2026年10月放送開始が公式Xで告知されており、2026年秋アニメとして放送されます。
メインスタッフは第1期から続投し、アニメーション制作もC2Cが継続。公開されたティザービジュアルでは、目的地である「浮遊島」を目指すフランと師匠が描かれています。第1期の放送(2022年秋)からは約4年ぶりの続編です。

ここまでの4作品は現在放送中のため、途中から追いかけるなら見逃し配信のあるサービスが便利です。dアニメストアやABEMA、U-NEXTなどは過去シーズンもまとめて配信しており、初回の無料お試し期間を使えば前シーズンの復習から新シーズンまで一気に追いつけます。
2. 【制作決定済み・2027年以降】発表はあるが放送はこれから
続いて、続編の制作が公式に発表されており、放送・公開を待っている段階の作品です。
盾の勇者の成り上がり(5期・2027年放送決定)
Season 4は2025年7月9日から9月24日まで全12話が放送済みです。その最終話(第12話「天命の帰還」)の放送に合わせてSeason 5の制作が発表され、2027年放送予定とアナウンスされました。ティザービジュアルと特報映像も公開されています。
あわせてKADOKAWAによるグローバル向けゲームプロジェクトも始動しており、シリーズ全体としての展開は続いている状況です。前シーズン終了から約1年3か月で放送年が示された点を見ると、シリーズの制作体制は比較的安定していると言えます。

シャングリラ・フロンティア(3期・2027年1月放送開始)
クソゲーハンターの主人公が神ゲーに挑むVRMMO作品。2nd Season(2024年10月〜2025年3月)の終了直後となる2025年3月に3rd Seasonの制作が発表され、2026年3月には2027年1月放送開始という具体的な時期が公表されました。ティザービジュアルも公開済みです。
制作決定から放送時期の公表までが約1年、前シーズン終了から放送までが約1年10か月という進行で、シリーズとしての継続性がはっきり示された形です。

陰の実力者になりたくて!(劇場版 残響編・2027年公開)
TVシリーズ2期に続く展開は完全新作の『劇場版 陰の実力者になりたくて! 残響編』です。2026年3月のAnimeJapanで2027年劇場公開が発表され、追加キャストとして田村ゆかりの出演も明らかになりました。公開日の詳細は2026年8月時点で未発表です。
TVシリーズの続きがTVシリーズではなく劇場版として制作される形になるため、その後にTV3期が続くかどうかは現時点では発表されていません。

月が導く異世界道中(3期「第三幕」・時期未定)
第3期にあたる『月が導く異世界道中 第三幕』は2024年6月の第二幕最終回放送後に制作決定が発表されました。ただし2026年8月時点でも放送日・放送局は公式に発表されていません。
制作決定から2年以上が経過していますが、制作会社J.C.STAFFが並行して複数タイトルを抱えている状況を踏まえると、2026年後半から2027年前半あたりが現実的な放送ゾーンではないかと予想されます。あくまで制作会社の稼働状況からの推測であり、公式の発表を待つ必要があります。

3. 【未発表・可能性は高い】続編が期待される作品
ここからは公式発表がない作品です。原作ストックや配信実績から見て、続編が作られる余地は残っていると考えられるグループになります。
とんでもスキルで異世界放浪メシ(3期・未発表)
第2期は2025年10月7日から12月23日まで全12話が放送され、既に完結しています。第3期については2026年8月時点で公式発表はありません。
制作のMAPPAは第1期(2023年1月〜3月)から第2期まで約2年7か月の間隔でした。同じペースで進むと仮定すれば2028年前後という計算になりますが、これは過去の実績からの単純な推定です。原作小説は継続中で、アニメの続きは11巻あたりからとみられます。

ありふれた職業で世界最強(4期・未発表)
season 3は2024年秋から放送され、2025年2月17日に最終話を迎えました。その後、第4期にあたる続編の制作は2026年8月時点で発表されていません。season 3終了から1年半が経過している状況です。
シリーズはこれまで各シーズン間が約2年半空いており、この間隔をそのまま当てはめれば2027年前後という見方もできます。一方で、発表がないまま時間が経つほど見通しは立てにくくなります。アニメの続きは原作小説9巻あたりからです。

精霊幻想記(3期・未発表)
『精霊幻想記2』は2024年10月7日から放送され、制作はトムス・エンタテインメントが担当しました。第3期の制作は2026年8月時点で発表されていません。
原作ライトノベルは26巻まで刊行され、累計発行部数は280万部を突破しています(2024年8月時点)。第2期の続きは原作9巻からで、ストック面での不足はありません。仮に制作されても放送は2027年以降になると予想されます。

オーバーロード(5期・未発表)
劇場版「聖王国編」を経てもなお根強い人気を保つシリーズですが、第5期の制作決定に関する公式発表は2026年8月時点で確認できません。
原作小説の完結が視野に入っており、コンテンツとしての規模を考えれば映像化が途中で止まる可能性は低いと見る向きが多い一方、公式のアナウンスがない以上は「未定」というのが現状です。続報を待つ段階と言えます。

現実主義勇者の王国再建記(3期・未発表)
第1期が2021年7月〜9月、第2期が2022年1月〜4月に放送され、2期合計で全26話。第3期の制作発表は2026年8月時点でありません。ティザーPVやキービジュアルといった動きも確認されていません。
原作ライトノベルは2024年12月に全21巻で完結し、シリーズ累計320万部を超えています。物語の結末まで確定しているため「途中で終わる心配がない」という点は制作側にとってプラス材料ですが、放送から4年以上が経過している点は不利に働きます。

4. 【要経過観察】続編のハードルが高い作品
最後は、放送からの経過時間や制作会社の稼働状況を踏まえると、続編制作のハードルが高いと考えられる作品です。可能性がゼロというわけではありませんが、期待値は控えめに見ておくのが妥当でしょう。
不遇職【鑑定士】が実は最強だった(2期・未発表)
第1期は2025年1月9日から3月27日まで全12話が放送されました。第2期は2026年8月時点で発表されていません。放送終了から約1年半で、まだ判断がつく段階ではないというのが実情です。原作漫画が完結している点をどう捉えるかが焦点になります。

勇者パーティーを追放されたビーストテイマー(2期・未発表)
第2期に関する公式発表は2026年8月時点でありません。制作を担当したEMTスクエアードは2025年から2026年にかけて複数タイトルを抱えており、制作ラインの空きという面では厳しい状況が続いていると見られます。原作ストック自体は十分に残っています。

外れスキル《木の実マスター》(2期・未発表)
第2期の制作決定は2026年8月時点で発表されていません。放送当時は配信での評価が伸びた作品でしたが、続編に向けた具体的な動きは表に出ていない状態です。同系統のスローライフ・成り上がり作品の需要が続いていることは追い風になり得ます。

異世界薬局(2期・未発表)
第1期は2022年7月10日から9月まで全12話が放送されました。第2期の公式発表は2026年8月時点でなく、放送終了から4年以上が経過しています。
原作ライトノベルは全10巻で完結、コミカライズは12巻まで刊行されており、続きを読む手段は用意されています。再始動には配信での再評価など、何らかのきっかけが必要な状況と考えられます。

リアデイルの大地にて(2期・未発表)
2022年放送の第1期以降、第2期に関する公式発表はありません。公式サイト・公式SNSともに長期間更新が止まっており、続編に向けた動きは確認できない状態です。原作ストックは残っているものの、制作会社MAHO FILMの稼働状況を踏まえると、着手されるとしても先の話になると予想されます。

ナイツ&マジック(2期・未発表)
2017年放送の第1期から9年近くが経過していますが、第2期の発表はありません。原作の続きは十分にあり、他媒体での露出によって再注目される場面もありましたが、公式の制作決定には至っていません。
ロボットアニメは作画コストが高く、続編制作の判断が慎重になりやすいジャンルでもあります。今回紹介する20作品の中では、最も見通しが立てにくい一作です。

制作スタジオ別・続編の制作間隔データ
続編がいつ来るかを考えるうえで参考になるのが、実際に続編が実現した作品の「前シーズン終了から次シーズン開始まで」の間隔です。今回の20作品のうち、続編の時期が判明しているものを並べました。
| 制作スタジオ | 作品 | 前シーズン終了 | 次シーズン | 間隔 |
| ホワイトフォックス | Re:ゼロ | 3期/2025年3月 | 4期/2026年4月 | 約1年1か月 |
| エイトビット | 転スラ | 3期/2024年9月 | 4期/2026年4月 | 約1年7か月 |
| C2C | シャンフロ | 2期/2025年3月 | 3期/2027年1月予定 | 約1年10か月 |
| スタジオバインド | 無職転生 | 2期/2024年6月 | 3期/2026年7月 | 約2年1か月 |
| MAPPA | とんスキ | 1期/2023年3月 | 2期/2025年10月 | 約2年7か月 |
| C2C | 転生したら剣でした | 1期/2022年12月 | 2期/2026年10月予定 | 約3年10か月 |
| ENGI | 乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です | 1期/2022年6月 | 2期/2026年7月 | 約4年1か月 |
この表から読み取れる傾向は2つあります。
1つ目は、シリーズ化が前提になっている大型タイトルは1〜2年で戻ってくるという点です。『リゼロ』『転スラ』『無職転生』はいずれも前シーズン終了時点で次の制作が発表されており、放送終了と同時に次の制作が動き出す体制ができています。
2つ目は、4年前後空いても続編は出るという点です。『転生したら剣でした』は約3年10か月、『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』は約4年1か月というブランクを経て復活しました。放送から3〜4年が経過しているというだけでは、続編がないと断定する根拠にはなりません。この点は「要経過観察」に分類した作品にとっても材料になります。
原作消化ペースから見る各作品の現在地
もう一つの判断材料が、アニメが原作のどこまで進んだかという消化ペースです。続きを原作で読みたい人にも役立つはずなので、判明している範囲でまとめました。
| 作品 | アニメの到達地点 | 原作の状況 |
| Re:ゼロ | 4期で第6章(文庫21〜25巻)を映像化中 | 原作は継続中。続きは第7章から |
| 転スラ | 4期は小説10巻「魔人暗躍編」から | 分割5クール構成で長期の映像化が確定 |
| 無職転生 | 3期は原作13巻から | 原作完結済み。映像化は中盤 |
| とんスキ | 2期終了。続きは小説11巻あたり | 原作は継続中 |
| ありふれた | 3期終了。続きは原作9巻あたり | ストックあり |
| 精霊幻想記 | 2期終了。続きは小説9巻から | 既刊26巻でストック潤沢 |
| 現実主義勇者 | 2期(全26話)で中盤まで | 原作は全21巻で完結済み |
| 異世界薬局 | 1期のみ | ラノベ全10巻完結/漫画12巻既刊 |
放送中の『Re:ゼロ』第4期は第6章「プレアデス監視塔」編をほぼ描き切る構成のため、視聴後にそのまま先を読むなら第7章にあたる原作26巻あたりが続きになります。『リゼロ』はコミカライズが序盤の章までしか進んでいないため、続きを追うなら原作小説を読む形になります。電子書籍なら該当巻をすぐに購入して読み始められます。
まとめ:2026年は「続編がまとめて動いた年」
2026年は『リゼロ』第4期、『転スラ』第4期、『無職転生Ⅲ』、『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です2』が同じ年に放送され、10月には『転生したら剣でした』第2期が加わります。2027年には『盾の勇者』Season 5、『シャンフロ』3期、『陰の実力者』劇場版が控えており、当面は途切れない状況です。
一方で、『オーバーロード』5期、『ありふれた』4期、『精霊幻想記』3期のように、人気も原作ストックもありながら発表がない作品も残っています。現時点で言えるのは「まだ発表されていない」ということだけで、可能性が消えたわけではない、という点は押さえておきたいところです。
今回紹介した20作品の状況を、以下の表にまとめました(2026年8月時点)。
| 作品名 | 続編 | 現状 |
|---|---|---|
| Re:ゼロから始める異世界生活 | 4期 | 放送中(奪還編8/12〜) |
| 転生したらスライムだった件 | 4期 | 放送中(2026年4月〜) |
| 無職転生 | 3期 | 放送中(2026年7月〜) |
| 乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です | 2期 | 放送中(2026年7月〜) |
| 転生したら剣でした | 2期 | 2026年10月放送開始 |
| 盾の勇者の成り上がり | 5期 | 2027年放送決定 |
| シャングリラ・フロンティア | 3期 | 2027年1月放送開始 |
| 陰の実力者になりたくて! | 劇場版 | 2027年公開予定 |
| 月が導く異世界道中 | 3期 | 制作決定・時期未発表 |
| とんでもスキルで異世界放浪メシ | 3期 | 未発表(2期は放送済み) |
| ありふれた職業で世界最強 | 4期 | 未発表(3期は放送済み) |
| 精霊幻想記 | 3期 | 未発表・ストックは潤沢 |
| オーバーロード | 5期 | 未発表 |
| 現実主義勇者の王国再建記 | 3期 | 未発表・原作は完結済み |
| 不遇職【鑑定士】 | 2期 | 未発表(1期は2025年放送) |
| ビーストテイマー | 2期 | 未発表・制作会社が多忙 |
| 木の実マスター | 2期 | 未発表 |
| 異世界薬局 | 2期 | 未発表(1期から4年以上) |
| リアデイルの大地にて | 2期 | 未発表・公式の更新も停止 |
| ナイツ&マジック | 2期 | 未発表(1期から9年近く) |
アニゾクでは、今後も制作会社の動向と原作の刊行状況を追いかけ、続報が入り次第この記事も更新していきます。

