2022年の放送開始以来、TVシリーズ3期と劇場版を通じて幅広い層に支持されてきたアニメ「SPY×FAMILY」(スパイファミリー)。その第3期は2025年10月4日から放送が始まり、2025年12月27日の第50話「生き残れない世界」で完結しました。
3期が終わったことで、ファンの関心はすでに次の段階へ移っています。「アニメの続編(4期)はあるのか」「放送されるとしたらいつごろか」「原作のストックはどれだけ残っているのか」——この記事では、2026年8月時点で確認できる事実を整理したうえで、公式発表がある部分と、あくまで予想にとどまる部分を切り分けて解説します。
結論:2026年8月時点でアニメ4期は「未発表」
先に結論をお伝えします。アニメ「SPY×FAMILY」第4期の制作決定は、2026年8月時点で公式に発表されていません。放送時期はもちろん、制作そのものについても正式なアナウンスがない状態です。
ただし、続編の存在を示唆する材料はいくつかあります。第3期最終話の放送後には「SEE YOU NEXT×MISSION」という文字が表示されました。これがTVシリーズ第4期を指すのか、劇場版や特別編といった別の形の新作を指すのかは明言されておらず、現時点では「何らかの新作が想定されている可能性がある」という以上の読み取りはできません。
| 項目 | 2026年8月時点の状況 |
| 第4期の制作決定 | 未発表 |
| 放送時期 | 未発表 |
| 続編を示唆する要素 | 3期最終話後の「SEE YOU NEXT×MISSION」表示 |
| 原作連載 | 「少年ジャンプ+」で継続中(最新17巻は2026年4月3日発売) |
2026年後半に発表の機会がある
続報のタイミングとして注目されているのが、2026年11月8日(日)にベルサール高田馬場で昼・夜の2公演として開催が予定されているイベント「『SPY×FAMILY』ANIME EXTRA MISSION Ⅱ」です。主要キャストの出演が発表されており、こうした場が新情報の発表に使われるケースは珍しくありません。ただし、このイベントで4期の発表があると告知されているわけではないため、期待としてとらえておくのが妥当でしょう。
なお、アニメ以外の展開としては、ミュージカル『SPY×FAMILY』の続編となる『SPY×FAMILY 2』が2026年9月に上演される予定です。作品全体としての展開が止まっているわけではない点は、続編を待つうえで一つの安心材料といえます。
最新情報は、以下の公式サイトと公式Xで随時発信されています。発表があった場合はここが一次情報になります。
TVアニメ『SPY×FAMILY』公式サイト
『SPY×FAMILY』公式X(旧Twitter)

第3期はどこまで描いた?原作消化ペースの整理
続編の時期を考えるうえで欠かせないのが、アニメが原作をどこまで消化したかという点です。シリーズごとの対応範囲を整理すると、次のようになります。
| シリーズ | 話数 | 原作の対応範囲(目安) |
| 第1期(2クール) | 全25話 | 1巻〜7巻途中 |
| 第2期 | 全12話 | 7巻途中〜9巻途中(第58話前後) |
| 第3期 | 全13話 | 9巻第60話〜13巻第87話 |
注目したいのは第3期のペースです。13話で原作の第60話から第87話まで、およそ28話分を消化しています。1話あたり2話強という配分で、2クール25話で7巻分を描いた第1期と比べると、かなり密度の高い進行だったことが分かります。
また、第3期までで本編のうち映像化されていない話も残っています。ロイドとユーリの家事対決が描かれる11巻第68話、ロイドの上司・シルヴィアの愛犬とボンドが対決する12巻第78話がスキップされており、これらは今後の特別編などで扱われる余地があると考えられます。
残りの原作ストックは約4巻分
アニメ第3期の続きは、原作コミックス13巻の第88話からです。原作の最新刊は2026年4月3日発売の17巻なので、単純計算で13巻の後半から17巻まで、およそ4巻分のストックが積み上がっている計算になります。
1クール(12〜13話)で3巻半〜4巻分を消化した第3期のペースを当てはめると、現時点のストックはちょうど1クール分に届くかどうか、というライン。第4期を安心して制作できる分量とまではいえず、原作の刊行が進むのを待つ期間が必要になると予想されます。「SPY×FAMILY」は「少年ジャンプ+」で隔週更新の連載であり、単行本の刊行間隔も5〜6か月程度と決して速くはありません。この点が、続編の時期を考えるうえで最大の制約になりそうです。
3期の続きが気になる方は、原作13巻から読み進めるのが最短ルートです。BOOK☆WALKER、Renta!、漫画全巻ドットコムなどの電子書籍ストアで該当巻を購入でき、価格やポイント還元は各社で異なるため比較して選ぶとよいでしょう。
制作スタジオ別・続編制作間隔から見る4期の放送時期予想
「SPY×FAMILY」のアニメーション制作は、WIT STUDIOとCloverWorksの共同体制で行われています。両スタジオが手掛けた作品の続編制作間隔を並べると、次のようになります。
| 作品 | 制作 | 前シーズン | 次シーズン | 間隔 |
| SPY×FAMILY(1期→2期) | WIT×CloverWorks | 2022年4月 | 2023年10月 | 約1年6か月 |
| SPY×FAMILY(2期→3期) | WIT×CloverWorks | 2023年10月 | 2025年10月 | 約2年0か月 |
| シャドーハウス | CloverWorks | 2021年4月 | 2022年7月 | 約1年3か月 |
| 約束のネバーランド | CloverWorks | 2019年1月 | 2021年1月 | 約2年0か月 |
| ぼっち・ざ・ろっく! | CloverWorks | 2022年10月 | 制作決定発表のみ(2025年2月) | 放送時期未発表 |
| 進撃の巨人 | WIT STUDIO | 2013年4月 | 2017年4月 | 約4年0か月 |
この表から読み取れる傾向は二つあります。
一つは、両スタジオの続編間隔が1年3か月〜2年程度に収まるケースが多いこと。もう一つは、「SPY×FAMILY」自体の間隔が1期→2期の1年6か月から、2期→3期では2年へと伸びている点です。共同制作という体制上、両社のラインが空くタイミングを合わせる必要があり、間隔が短縮されにくい構造になっていると考えられます。ぼっち・ざ・ろっく!のように、制作決定の発表から放送時期の告知まで1年以上空くケースがある点も、待つ側としては覚えておきたいところです。
これらを踏まえると、仮に第4期が制作される場合でも、3期終了(2025年12月)から2年前後、つまり2027年後半以降になる可能性が高いと予想されます。前述の通り原作ストックの積み上がりにも時間が必要で、この予想とは矛盾しません。ただしこれはあくまで過去の傾向と原作ペースからの推定であり、公式発表があればそちらが優先されます。
待機期間が長くなりそうな今こそ、シリーズを1期から見返しておく好機です。TVシリーズ3期分と劇場版は、U-NEXT、DMM TV、dアニメストアといった配信サービスで視聴できます。作品の取り扱いや無料お試し期間の条件はサービスごとに異なるため、比較したうえで選ぶとよいでしょう。
スタッフ・キャストは第3期の布陣がベースに
第4期が制作される場合、第3期のスタッフ・キャストが基本的に引き継がれると予想されます。ここでは第3期の布陣を確認しておきます。
制作会社:WIT STUDIO × CloverWorks
アニメーション制作は第1期から一貫して、WIT STUDIOとCloverWorksの共同担当です。WIT STUDIOは「進撃の巨人」や「ヴィンランド・サガ」でダイナミックなアクション作画に定評があり、CloverWorksは「ホリミヤ」「ぼっち・ざ・ろっく!」など日常描写やキャラクターの機微を得意とします。スパイアクションと家族の日常が交互に描かれる本作の構造と、この組み合わせは相性がよいといえます。
第3期の主要スタッフ
| 役職 | 担当者 |
| 監督 | 今井友紀子 |
| シリーズ構成 | 山崎莉乃 |
| キャラクターデザイン・総作画監督 | 嶋田和晃 |
| 美術監督 | 臼井みなみ |
| 色彩設計 | 原恭子 |
| 音楽制作 | (K)NoW_NAME |
| 音響監督 | はたしょう二 |
主要キャスト
| キャラクター | 声優 | 主な出演作 |
| ロイド・フォージャー | 江口拓也 | 「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」比企谷八幡役 |
| アーニャ・フォージャー | 種﨑敦美 | 「葬送のフリーレン」フリーレン役、「魔法使いの嫁」羽鳥チセ役 |
| ヨル・フォージャー | 早見沙織 | 「鬼滅の刃」胡蝶しのぶ役、「魔法科高校の劣等生」司波深雪役 |
| ボンド・フォージャー | 松田健一郎 | 「ゴールデンカムイ」谷垣源次郎役 |
第1期から第3期まで主要キャストの変更はなく、続編でも続投する可能性が高いと考えられます。ただし正式なキャスト発表は制作決定後になるため、現時点では確定情報ではありません。
アニメ「SPY×FAMILY」シリーズのこれまでの歩み
続編を待つにあたって、これまでの展開を時系列で整理しておきます。
| シリーズ | 放送・公開時期 | 話数 | 備考 |
| 第1期(第1クール) | 2022年4月〜6月 | 12話 | フォージャー家の結成 |
| 第1期(第2クール) | 2022年10月〜12月 | 13話 | ボンドの加入 |
| 第2期 | 2023年10月〜12月 | 12話 | 豪華客船編 |
| 劇場版『CODE: White』 | 2023年12月 | 映画 | オリジナルストーリー、国内興行収入63億円超 |
| 第3期 | 2025年10月〜12月 | 13話 | 通算第38〜50話。最終話「生き残れない世界」 |
| 第4期 | 未発表 | — | 2026年8月時点で制作決定のアナウンスなし |
原作コミックスは2026年4月の17巻発売時点で累計発行部数4,200万部を突破しており、劇場版の興行的成功と合わせて、シリーズとしての規模は十分に大きいといえます。商業的な条件面で続編が難しい作品ではありません。
アニメ「SPY×FAMILY」の続編に関するよくある質問
アニメ4期は決定していますか?
2026年8月時点で、第4期の制作決定は公式に発表されていません。第3期最終話の放送後に「SEE YOU NEXT×MISSION」という表示があったものの、それがTVシリーズの続編を指すのか、劇場版など別の形の新作を指すのかは明らかにされていません。
4期が放送されるとしたらいつごろですか?
公式発表がないため確定的なことは言えませんが、これまでのシリーズの続編間隔(1期→2期が約1年6か月、2期→3期が約2年)と、原作ストックの積み上がりペースを踏まえると、2027年後半以降になると予想されます。
アニメ3期の続きは原作の何巻から読めますか?
第3期は原作コミックス13巻の第87話までを描いたため、続きは13巻の第88話からです。なお、11巻第68話と12巻第78話はアニメで扱われていないため、この2話も未読であれば合わせて読むと物語がつながります。
制作会社や声優に変更はありますか?
第3期まではWIT STUDIOとCloverWorksの共同制作体制、および主要キャストに変更はありませんでした。第4期についてはそもそも制作が発表されていないため、体制も未定です。
続編以外に予定されている展開はありますか?
2026年9月にミュージカル『SPY×FAMILY 2』の上演、2026年11月8日にイベント「ANIME EXTRA MISSION Ⅱ」の開催が予定されています。
まとめ
- アニメ第3期は2025年10月4日〜12月27日に全13話が放送され、完結済み。
- 第4期は2026年8月時点で未発表。3期最終話後の「SEE YOU NEXT×MISSION」表示が唯一の示唆にとどまる。
- 第3期は原作9巻第60話〜13巻第87話を消化。続きは13巻第88話から、残りストックは最新17巻までで約4巻分。
- シリーズの続編間隔(約1年6か月〜2年)と原作の刊行ペースから、放送は2027年後半以降になると予想される。
- 2026年11月8日の「ANIME EXTRA MISSION Ⅱ」は、続報が出る可能性のあるタイミングとして注目される。
3期の完結から次の任務までは、それなりの待機期間になりそうです。原作で先の展開を追いかけるか、配信でこれまでのシリーズを見返すか。いずれにせよ、公式サイトと公式Xを押さえておけば、発表があった際に取りこぼすことはないでしょう。

